TVアニメ「めだかボックス」 オリジナル・サウンドトラック vol.1

TVアニメ「めだかボックス」 オリジナル・サウンドトラック vol.1

オススメ度 ★★★★★

発売:2012年8月8日 収録時間:114分 定価:3200円 レーベル:ランティス



ガイナックスによる少年ジャンプの人気漫画「めだかボックス」のアニメ版。
音楽の担当は加藤達也氏。
ストリングスの目立つバラエティ学園もの音楽で、
弦の統一感もありカタルシスもある良盤。


N0.Disc 1 曲名時間作・編曲
1「めだかボックス」序曲1:25加藤達也
2生徒会を執行する!1:51
324時間365日、私は誰からの相談も受け付ける!!1:57
4カッ!2:25
5きょーは!いーてんき!だね!2:03
6御心のままにっ!!2:02
7荒稼ぎに来ました2:06
8教えてください―だろ?1:43
9実に心躍る展開だ2:01
10この私が徹底的に可愛がってやる!!1:57
11それでも、生きることは劇的だ!1:55
12あひゃ☆1:53
13あひゃひゃ☆1:53
14あひゃひゃひゃ☆1:33
15どーだろうね?1:54
16あいつらはお前の支持者じゃない2:04
17めだかちゃんはもっと正しい2:01
18人を信じることを知ってるんだ2:10
19未来は退屈か?2:21
20なーに言ってんだかわかりません~1:32
21ちゅーするぞ!!2:38
22私に貴様を触らせろ!!1:39
23私に貴様を、褒めさせろ2:04
24正義と聖者は、相容れねえ2:16
25貴様は私の怒りを買った!2:21
26人が人に代われるものか2:42
27ありがとぉっ!!2:15
28だから勝って!!2:00
N0.Disc 2 曲名時間作曲編曲作詞
1私に貴様が必要だからそばにいてほしいだけなのだ2:04加藤達也
2私は誰の相談でも受けるし、誰の挑戦でも受けるぞ2:15
3本日は皆さんを粛清しに来ましたー!1:56
4ゲーム感覚で殺戮してやんよ!!2:20
5…哀れなことだ2:18
6彼の実行する正義は、まさしく風紀委員会そのものです!2:04
7愚問だな1:52
8現実は適当か?1:41
9えーっと、キミ名前なんだっけ?2:11
10誤解しかねえよ!1:55
11私は見知らぬ他人のために生まれてきた2:06
12これがオレのやり方でこれがオレの正義だよ!2:38
13愚かなことをしてくれたものだ2:05
14私が悲しむ0:53
15まあなんというかアレだな1:32
16よく頑張ったぞ私2:02
17どっちかが潰れるしかねーんだよ2:13
18やり過ぎなけりゃ正義じゃねえ!2:30
19私は貴様を許さない!2:32
20人間ではなく獣のように貴様を撃つ!!1:47
21単なる寂しがり屋だ2:36
22私は私の志を貫くぞ2:16
23「めだかボックス」テーマ2:49
24HAPPY CRAZY BOX(TV version)1:34栗林みな実菊田大介栗林みな実
25お花畑に連れてって(TV version)1:34矢吹香那前口渉矢吹香那黒神めだか(豊崎愛生)
26ブリッジ Ⅰ0:37加藤達也
27ブリッジ Ⅱ0:25
28ブリッジ Ⅲ0:33
29ブリッジ Ⅳ0:17
30ブリッジ Ⅴ0:22
31ブリッジ Ⅵ0:42
32ブリッジ Ⅶ0:44
33ブリッジ Ⅵ0:31
34ブリッジ Ⅸ0:19
35ブリッジ Ⅹ0:20
36アイキャッチ Ⅰ0:08
37アイキャッチ Ⅱ0:08
38アイキャッチ Ⅲ0:08
39アイキャッチ Ⅳ0:08
40アイキャッチ Ⅴ0:08
41アイキャッチ Ⅵ0:07
42アイキャッチ Ⅶ0:07
43アイキャッチ Ⅷ0:09
 作画暁月あきら氏、原作西尾維新氏であることが話題になった「めだかボックス」。
 打ち切りの危機から脱し長期連載漫画へと発展した。
 アニメ化はスタジオトリガーと分裂した直後のガイナックスによるもの。

 音楽担当は加藤達也氏。流石に1か月発売が延期されただけに濃厚な一作に仕上がった。
 バトルあり友情ありお色気ありの少年漫画学園モノなので、基本はバラエティ系だが、編成の大きい大先生ストリングスで統一感を持たせているので後世が繋がっているのが好印象。
 特にメインテーマや解決BGMでストリングスが強くなるのでカタルシスが素直に出ている。
 それを引き立てる表情豊かな日常、不安、戦闘BGMも加藤氏らしく聴き易い。
 日常にはジャズ、ボサノヴァ、レゲエ、テクノとなんでもありだし、不安系はちょっとBGM過ぎるくらい素直にできてしまっている。
 戦闘に関してもスケールの作り方はいつもの加藤氏らしいオーケストレーションで、そこにバンドなどで小技を混ぜることによってバリエーションを作っている。
 加藤氏の「劇判に徹しすぎてしまう」部分の良し悪しが良い方に傾いているのが本作だ。

 ブックレットも濃厚。まず4P分の加藤氏へのインタビューがある。
 加藤氏の音作りが事細かく聞かれている重要なインタビューだ。
 また、加藤氏による各曲解説も掲載。しかしご丁寧にも収録順に解説しているので、再生しながら読もうとすると逆に見づらいという難点もあったりする。

 加藤氏の素直さが良い面に作用している良盤。加藤達也入門にもおススメできそうなストリングスだ。
 ジャケットイラストは桑名郁朗氏。デザインは鑓田将臣氏と原田美穂氏(OverDriveDsign)。

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