アニメ 夏雪ランデブー オリジナル・サウンドトラック
アニメ 夏雪ランデブー オリジナル・サウンドトラック
オススメ度 ★★★★☆
発売:2012年10月24日 収録時間:75分 定価:3059円 レーベル:ERJ
ノイタミナで放送された河内遥氏の漫画原作のアニメ「夏雪ランデブー」。
松尾衡監督ということで音楽の強みはお墨付き。
音楽担当は村松健氏ということで、女性向け漫画的嗜好の耽美なピアノを展開。
会話劇を乱さないことも考慮された絶妙なバランス。
N0. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | 片思いの予感 | 1:25 | 村松健 | |||
2 | 君は笑っていて~ひかりの窓辺~ | 3:53 | ||||
3 | 君は笑っていて~思い溢れて~ | 2:02 | ||||
4 | 君は笑っていて~切ない時間~ | 2:19 | ||||
5 | 惚れるってこと | 1:27 | ||||
6 | 好きなことを仕事にするということ | 1:49 | ||||
7 | ワーキングハイ | 1:55 | ||||
8 | Waltz of sweet sweet aroma | 2:42 | ||||
9 | 出逢いは異なるもの | 1:54 | ||||
10 | 終わらないパズル | 1:14 | ||||
11 | Silent crow | 3:55 | ||||
12 | 相合い傘 | 1:48 | ||||
13 | Let’s kiss! | 1:17 | ||||
14 | S氏の休日 | 1:23 | ||||
15 | ひとりきりの弱音 | 1:53 | ||||
16 | Rappin’ bass | 2:10 | ||||
17 | 温もりがあれば | 1:59 | ||||
18 | Lowering sky | 2:47 | ||||
19 | Pure and painful | 1:43 | ||||
20 | 生きてるってこと | 1:53 | ||||
21 | 懐かしい背中 | 2:22 | ||||
22 | Extended warp | 1:53 | ||||
23 | 妖精の招待 | 1:48 | ||||
24 | Deep sea’s silent for D’s texture | 1:43 | ||||
25 | Alarm cry | 1:57 | ||||
26 | Flowerful corner | 2:37 | ||||
27 | 美しい涙 | 1:21 | ||||
28 | 想い残して | 2:13 | ||||
29 | 満天のラブソング | 2:10 | ||||
30 | Improvisation no.11 | 4:10 | ||||
31 | Idea~覚悟のとき~ | 1:50 | ||||
32 | 自由のエレベーター | 2:15 | ||||
33 | 未来は果てしなく | 3:12 | ||||
34 | SEE YOU(アニメサイズVer.) | 1:31 | Jin Nakamura | Juli Shono | 松下優也 | |
35 | あなたに出会わなければ~夏雪冬花~(TVsize) | 1:33 | 百田留衣 | 玉井健二、百田留衣 | aimerrhythm | Aimer |
河内遥氏の漫画原作で、ノイタミナ枠での放送がされた「夏雪ランデブー」。
透明感ある雰囲気を作り出しながらやってることは割と寝取りだった凄い作品。
監督が「ローゼンメイデン」「RED GARDEN」の松尾衡監督ということで、監督御用達のプレスコ収録会話劇に耐え得る音楽が必要なのである。
音楽は村松健氏。アニメは「スケッチブック」「紅」「うみものがたり」に次いで4作目となる。
村松氏といえばとにかくその輝くようなピアノ使いが魅力。
指定、仕様からアンビエント的な要望が当初からあったかメロディアスさこそ排除されているがサウンドの透明感、アレンジの綺麗さにかなり磨きがかかっており、会話劇の途中などにそれを全く邪魔せず、なおかつ演出力をもった美しさを放つ事に成功している。
何より女性向け漫画の音楽であるからして、その感情表現の細やかさには機敏に対応している。
そこに一番華を与えており、なおかつ作中で最も聞こえてきたのが「Flowerful corner」で、ピアノの上に乗るストリングスが毎度毎度演出も込みで「感情の発起」を生み出せていた。
弱点を挙げるなら時間が短いトラックが少し多いことだが、比較的些末なことである。
村松氏の音楽を期待する人間からしてみれば、いつも通りかつ期待通りの音楽性だ。
アンビエント的な作りも村松氏のピアノ使いなら悪い方向には動かないので、聴き易く、薦めやすい完成度の高い一枚に仕上がっている。
ブックレットには村松氏のコメントが掲載。
イラストは谷口淳一郎氏、デザインはRyotaro Kawashima,Sayuri Shiozakiとの表記(Sony)。
透明感ある雰囲気を作り出しながらやってることは割と寝取りだった凄い作品。
監督が「ローゼンメイデン」「RED GARDEN」の松尾衡監督ということで、監督御用達のプレスコ収録会話劇に耐え得る音楽が必要なのである。
音楽は村松健氏。アニメは「スケッチブック」「紅」「うみものがたり」に次いで4作目となる。
村松氏といえばとにかくその輝くようなピアノ使いが魅力。
指定、仕様からアンビエント的な要望が当初からあったかメロディアスさこそ排除されているがサウンドの透明感、アレンジの綺麗さにかなり磨きがかかっており、会話劇の途中などにそれを全く邪魔せず、なおかつ演出力をもった美しさを放つ事に成功している。
何より女性向け漫画の音楽であるからして、その感情表現の細やかさには機敏に対応している。
そこに一番華を与えており、なおかつ作中で最も聞こえてきたのが「Flowerful corner」で、ピアノの上に乗るストリングスが毎度毎度演出も込みで「感情の発起」を生み出せていた。
弱点を挙げるなら時間が短いトラックが少し多いことだが、比較的些末なことである。
村松氏の音楽を期待する人間からしてみれば、いつも通りかつ期待通りの音楽性だ。
アンビエント的な作りも村松氏のピアノ使いなら悪い方向には動かないので、聴き易く、薦めやすい完成度の高い一枚に仕上がっている。
ブックレットには村松氏のコメントが掲載。
イラストは谷口淳一郎氏、デザインはRyotaro Kawashima,Sayuri Shiozakiとの表記(Sony)。