NieA’s Blues
NieA’s Blues
オススメ度 ★★★★★
発売:2000年8月25日 収録時間:46分 定価:3059円 レーベル:パイオニアLDC
アニメ「NieA_7」がなぜかP-vineと組んで発売したアルバム。
作中の店やラジオなんかで流れていた既存のブルース曲を集めている。
戦前戦後問わず名曲雑草問わずぶち込まれた、ごった煮初心者向けブルースコンピレーション。
このノイズがたまらないんだ。
N0. | 曲名 | 時間 | 作・編曲 | 作詞・歌 |
1 | Mojo Hand | 2:31 | LIGHTNIN’ HOPKINS | |
2 | On My Way | 2:39 | Roy Hawkins | |
3 | Drafting Blues | 3:09 | Floyd Dixon | |
4 | Oh Zee Zas Rag | 2:45 | Blind Boy Fuller | |
5 | So Far Away | 2:23 | Preacher Stevens | |
6 | Boogie Woogie Baby | 2:46 | Jim Lockhart | |
7 | You Got To Crawl Before You Walk | 2:15 | Eddie Lang | |
8 | Corinna Blues | 3:06 | Blind Lemon Jefferson | |
9 | I Like To See You Walk | 2:55 | John Lee Hooker | |
10 | Mississippi River Blues | 2:43 | Big Bill Broonzy | |
11 | You Don’t Love Me | 2:26 | George Smith | |
12 | Gloom and Misery All Around | 2:55 | Roy Hawkins | |
13 | Baby Come Home | 2:44 | Floyd Dixon | |
14 | Crying At Daybreak | 3:55 | Howlin’ Wolf | |
15 | If I Let You Get Away With It(You’ll Do It All The Time) | 3:51 | Tampa Red | |
16 | Pua Eno Hana Viola Solo Version | 2:30 | 大輪好男 |
ブルースの老舗レコード会社P-vineがWOWOWのSFへたれ脱力アニメ「NieA_7」と組んで発売したアルバム。
劇中の店やラジオなどで流れた、既存のブルース曲が収録されている。
厳密に言えばサントラではないが、必聴のアルバムである。
まさに「ブルース初心者のアニオタのための入門アルバム」。
今作に集められているのは戦前も戦後も問わなければ知名度も問わない。
ブックレットでも説明されているが、名曲もあれば其の辺に投げ売られたレコードの曲なんかもあるそうだ。
しかも、レコード音源。とにかくノイズだらけ。状態は悪いの一言。
だがこの手の古典ブルースにノイズがあると、逆に味となってしまうのがたまらない。
とにかく渋い。自分もジャンルとしてブルースには全く詳しくなかったが、本作をきっかけの一つに掘り下げ始めた。
いろんな意味合いで、ブルース玄人は特に聞く必要のないアルバムではあるが。
P-vineとしても「布教アルバム」ということで作ったそうだが、そもそもこの作品の知名度からして布教出来ているのかのはご愛嬌である。
布教できていることが一番望ましいのは間違いないが……そう言う当サイトも知名度がなく布教はできそうにない。
16曲目の大輪好男氏によるBGMはボーナストラック。サントラにも未収録。
この退廃的なブルースまみれを「NieA_7」として終わらすには相応しい構成である。少々こじつけだが。
入門アルバムとしては実に良い一枚ではあると思うので、「ブルースに興味がある!」という方はここから手を出してみてもいいかも。
劇中の店やラジオなどで流れた、既存のブルース曲が収録されている。
厳密に言えばサントラではないが、必聴のアルバムである。
まさに「ブルース初心者のアニオタのための入門アルバム」。
今作に集められているのは戦前も戦後も問わなければ知名度も問わない。
ブックレットでも説明されているが、名曲もあれば其の辺に投げ売られたレコードの曲なんかもあるそうだ。
しかも、レコード音源。とにかくノイズだらけ。状態は悪いの一言。
だがこの手の古典ブルースにノイズがあると、逆に味となってしまうのがたまらない。
とにかく渋い。自分もジャンルとしてブルースには全く詳しくなかったが、本作をきっかけの一つに掘り下げ始めた。
いろんな意味合いで、ブルース玄人は特に聞く必要のないアルバムではあるが。
P-vineとしても「布教アルバム」ということで作ったそうだが、そもそもこの作品の知名度からして布教出来ているのかのはご愛嬌である。
布教できていることが一番望ましいのは間違いないが……そう言う当サイトも知名度がなく布教はできそうにない。
16曲目の大輪好男氏によるBGMはボーナストラック。サントラにも未収録。
この退廃的なブルースまみれを「NieA_7」として終わらすには相応しい構成である。少々こじつけだが。
入門アルバムとしては実に良い一枚ではあると思うので、「ブルースに興味がある!」という方はここから手を出してみてもいいかも。