TV ANIMATION NO.6 ORIGINAL SOUNDTRACK
TV ANIMATION NO.6 ORIGINAL SOUNDTRACK
オススメ度 ★★★☆☆
発売:2011年9月21日 収録時間:39分 定価:3150円 レーベル:アニプレックス
ノイタミナで放送されたあさのあつこ原作のアニメ「No.6」サントラ。
劇伴はムーンライダーズのリーダーである鈴木慶一氏。テレビアニメは今作が初となる。
本作はエレクトロニクスとアコースティックの半々で構成されているが、全体的に暗め。
収録時間に対しての定価もバランスが悪く、割ととっつきにくいアルバム。
N0. | 曲名 | 時間 | 作・編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | Spell(TV SIZE) | 1:31 | LAMA | ||
2 | めぐり会い | 2:04 | 鈴木慶一 | ||
3 | 嵐の夜に | 2:06 | |||
4 | ヴァガボンド | 1:36 | |||
5 | 輝かしい未来 | 2:07 | |||
6 | ディストピア | 2:10 | |||
7 | ヒビノイトナミ | 2:04 | |||
8 | シンキング・オブ・ユー | 2:03 | |||
9 | タノシイヒビ | 2:06 | |||
10 | 寄生蜂 | 2:06 | |||
11 | あのひとは、今 | 2:04 | |||
12 | ひとりのとき | 1:36 | |||
13 | スタティック・シティ | 2:02 | |||
14 | 虚空 | 2:05 | |||
15 | 理想なるものの歪 | 1:37 | |||
16 | 風のレクイエム~エリウリアス~ | 3:04 | あさのあつこ | 大地真央 | |
17 | 風のレクイエム~マオの民~ | 2:54 | 細谷佳正 | ||
18 | 未知なる世界 | 1:36 | |||
19 | 六等星の夜(TV SIZE) | 1:32 | Masahiro Tobinai | aimerrhythm | Aimer |
あさのあつこの小説が原作で、ノイタミナ枠で放映されたアニメ「No.6」。
スーパーカーの元メンバーも参加するLAMAの主題歌や、とてもホモ臭い脚本が話題になったような、なってないような。
ノイタミナの「一般向け」というコンセプトをあさのあつこというネームバリューにしか感じない作品。
音楽を担当するのはムーンライダーズのリーダーである鈴木慶一氏。
これ以前に「東京ゴッドファーザーズ」を担当しているが、テレビアニメは本作が初となる。
そしてムーンライダーズのメンバーで回さず、鈴木氏一人で全編作曲しているのも他のアニメサントラでは無いもの。
監督・音響監督の案ということで、本作はエレクトロニカとアコースティックに二分されている。
電子楽器は前半、アコースティックは後半という具合だ。
どちらもテイストとしてはかなり暗い。分かり易い、気持ち良いイージーリスニングにはならないだろう。
ちなみにこのマニアック気味の音は後に「アウトレイジ」で存分に発揮されるものである。
何にせよキャッチーさは皆無と言っていいだろう。
また、本編で重要なテーマ曲になる「風のレクイエム」は鈴木氏作曲、あさのあつこ氏作詞のボーカル。
大地真央氏の歌唱をオリジナルに、細谷佳正氏のヴァージョンも収録されているポップスサウンドだ。
ポップスながら大地真央氏の声の広がりが心地よく、ムーンライダーズに寄りすぎない綺麗な曲に仕上がっている。
細谷氏のヴァージョンはとてもキャラソン臭がして賛否あるかも。
低くない完成度にしてもとっつきにくめの音楽ベクトル、しかも40分にも満たない収録時間。
しかもこれで3150縁フルプライスなのでいっそ二枚目と統合してもいいくらいの割に合わなさだ。
あまり気前の良いアルバムではない上に扱いづらいので、ちょっと評価に困る一枚。
スーパーカーの元メンバーも参加するLAMAの主題歌や、とてもホモ臭い脚本が話題になったような、なってないような。
ノイタミナの「一般向け」というコンセプトをあさのあつこというネームバリューにしか感じない作品。
音楽を担当するのはムーンライダーズのリーダーである鈴木慶一氏。
これ以前に「東京ゴッドファーザーズ」を担当しているが、テレビアニメは本作が初となる。
そしてムーンライダーズのメンバーで回さず、鈴木氏一人で全編作曲しているのも他のアニメサントラでは無いもの。
監督・音響監督の案ということで、本作はエレクトロニカとアコースティックに二分されている。
電子楽器は前半、アコースティックは後半という具合だ。
どちらもテイストとしてはかなり暗い。分かり易い、気持ち良いイージーリスニングにはならないだろう。
ちなみにこのマニアック気味の音は後に「アウトレイジ」で存分に発揮されるものである。
何にせよキャッチーさは皆無と言っていいだろう。
また、本編で重要なテーマ曲になる「風のレクイエム」は鈴木氏作曲、あさのあつこ氏作詞のボーカル。
大地真央氏の歌唱をオリジナルに、細谷佳正氏のヴァージョンも収録されているポップスサウンドだ。
ポップスながら大地真央氏の声の広がりが心地よく、ムーンライダーズに寄りすぎない綺麗な曲に仕上がっている。
細谷氏のヴァージョンはとてもキャラソン臭がして賛否あるかも。
低くない完成度にしてもとっつきにくめの音楽ベクトル、しかも40分にも満たない収録時間。
しかもこれで3150縁フルプライスなのでいっそ二枚目と統合してもいいくらいの割に合わなさだ。
あまり気前の良いアルバムではない上に扱いづらいので、ちょっと評価に困る一枚。