Panty & Stocking with Garterbelt THE WORST ALBUM
Panty & Stocking with Garterbelt THE WORST ALBUM
オススメ度 ★★★★★
発売:2011年7月20日 収録時間:73分 定価:3045円 レーベル:flying DOG
超実験的放送コードギリギリアウトアニメ「パンスト」サントラ2枚目。
勿論音楽は全編平成生まれの天才DJ☆Taku Takahashiプロデュース。
前作の未収録分はもちろん、既存曲のリミックスが収録されている。
合間に挟まるドラマパートは放送コード余裕でアウトの短編。
N0. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | Milky Way | 4:45 | TeddyLoid | Mariya Ise | ||
2 | Cherry Corrida I ~cocks gone: the death of a bitch~ | 1:13 | ||||
3 | D City Rock (TeddyLoid Live Remix) | 6:06 | TeddyLoid | |||
4 | Cherry Corrida II ~a case of Garterbelt’s loss~ | 1:06 | ||||
5 | Fly Away (Taku & TeddyLoid For the Club Edit) | 5:14 | TeddyLoid |
☆Taku Takahashi & TeddyLoid
| ||
6 | S-Trip | 2:01 | ☆Taku Takahashi | ☆Taku Takahashi & TeddyLoid | ||
7 | Cherry Corrida III ~a case of Brief’s loss~ | 0:43 | ||||
8 | Ghost Town | 4:06 | TeddyLoid | |||
9 | Cherry Corrida IV ~dry bitch and wet goth girl~ | 2:07 | ||||
10 | Beverly Hills Cock Part.2 | 1:59 | ☆Taku Takahashi & TeddyLoid | |||
11 | Theme For Panty & Stocking (Hoshina Anniversary Remix) | 4:52 | Hoshina Anniversary | |||
12 | Cherry Corrida V ~Dmitri Fullchinkov the cock chopper~ | 1:08 | ||||
13 | Jumping Mole (Nerdcore Switch) | 2:58 | Booty Bronx, Mitsunori Ikeda, TeddyLoid | |||
14 | Cherry Corrida VI ~the advent of angels?~ | 0:59 | ||||
15 | Cherryboy Riot Part.2 | 4:24 | TeddyLoid | |||
16 | Cherry Corrida VII ~black, huge, solid and stinky~ | 0:56 | ||||
17 | Yesline Dub | 3:47 | TeddyLoid | |||
18 | CHOCOLAT (TeddyLoid Remix) | 5:30 | Emyli & ☆Taku Takahashi | TeddyLoid | ||
19 | Cherry Corrida VIII ~When You Wish upon a Hole~ | 0:41 | ||||
20 | Fly Away (El Poco Maro Dubstep Remix) | 3:22 | TeddyLoid | Mitsunori Ikeda | ||
21 | Cherry Corrida IX ~cock chopper blues or cock fucker rhapsody~ | 2:37 | ||||
22 | Champion (TeddyLoid Remix) | 5:02 | TeddyLoid | |||
23 | Cherry Corrida X ~cocks back: the resurrection of a bitch~ | 1:13 | ||||
24 | Fallen Angel (El Poco Maro Drum’n’Bass Remix) | 6:00 | LISA & Mitsunori Ikeda | Mitsunori Ikeda |
2010年に世間を沸かせた下ネタしかないアニメ「パンスト」の「最低」の名を冠したサントラ。
少し時間が経ってから発売された本作だが、内容は前作に負けず劣らずギッシリ。
☆Taku Takahashi、TeddyLoid、TCY FORCEとメンバーは変わらず。
前作の未収録分BGMと既存曲のリミックス、そしてドラマトラックが収録。
リミックスは前作にも増してドラムンベースやダブステの低音がえげつなくバリバリしており、
ヘタな安物スピーカーよりもヘッドフォンか良いスピーカーで大音量で聴きたいところ。
低音の強化によりクラブチューンとしての勢いが高まり、より疾走感も出ている。
ガーター回想シーンで使われた「Jumping Mole (Nerdcore Switch)」は渋谷のクラブにでも流れていそうだ。
しかし原曲とは良くも悪くも大きく変わりっているミックスもあり、そこは好みが分かれるところ。
リミックスってそういうもんだと思うのだが、「前のほうが良かった」という声も少なくない。
音楽自体にもやはり遊び心が満載で、「S-Trip」に前作「Pantscada」と同じ喘ぎ声音源(!)を使っていたり、
「D City Rock (TeddyLoid Live Remix)」で原曲にあったピー音がなかったり(意外にも、そこに何もない)。
一番「最低」なのはドラマトラックの男勢がしゃぶった(!)直後の「Beverly Hills Cock Part.2」。
原曲の時点でまずタイトルが最低だが、Part.2では女性だけでなく男性の喘ぎ声を使用。むしろそっちがメイン。
ミックスの完成度はともかく、正しく「パンスト」の音楽といった具合で、非常に汚い(褒めている)。
そして何より曲の合間に挟まるドラマトラック「Cherry Corrida」があまりにも酷い!いい意味で!
テレビ使用がNGになったという曰くつきで、本編よりも酷い下ネタのラッシュ。
タイトルはなんとなくお分かりかと思うが「愛のコリーダ」のパロ。何もかも最低である。
内容もフランクフルトと淫語飛び交う発禁間違いなしのトラック。ストッキングのアレのために男のアレを耐えよ。
ちなみに脚本は瀬古浩司氏、ディレクターが岩波美和氏、スーパーバイザーに今石洋之監督。
そして最低のゲストキャラ・フルチンコフの声優には何と井上和彦氏が参戦。
ドラマトラック付きサントラというのは得てして評判を悪くするが、今作は許せるタイプだと思える。
確かに音楽の流れは切ってしまうかもしれないし、アルバムとしてどうか、と思うかもしれないが、
もうこの下ネタの会話はある種、「パンスト」の音楽なのではないだろうか。倒錯してるか。
「最低」の名を持ちながらも上へ上へと目指された、面白い作品。
少し時間が経ってから発売された本作だが、内容は前作に負けず劣らずギッシリ。
☆Taku Takahashi、TeddyLoid、TCY FORCEとメンバーは変わらず。
前作の未収録分BGMと既存曲のリミックス、そしてドラマトラックが収録。
リミックスは前作にも増してドラムンベースやダブステの低音がえげつなくバリバリしており、
ヘタな安物スピーカーよりもヘッドフォンか良いスピーカーで大音量で聴きたいところ。
低音の強化によりクラブチューンとしての勢いが高まり、より疾走感も出ている。
ガーター回想シーンで使われた「Jumping Mole (Nerdcore Switch)」は渋谷のクラブにでも流れていそうだ。
しかし原曲とは良くも悪くも大きく変わりっているミックスもあり、そこは好みが分かれるところ。
リミックスってそういうもんだと思うのだが、「前のほうが良かった」という声も少なくない。
音楽自体にもやはり遊び心が満載で、「S-Trip」に前作「Pantscada」と同じ喘ぎ声音源(!)を使っていたり、
「D City Rock (TeddyLoid Live Remix)」で原曲にあったピー音がなかったり(意外にも、そこに何もない)。
一番「最低」なのはドラマトラックの男勢がしゃぶった(!)直後の「Beverly Hills Cock Part.2」。
原曲の時点でまずタイトルが最低だが、Part.2では女性だけでなく男性の喘ぎ声を使用。むしろそっちがメイン。
ミックスの完成度はともかく、正しく「パンスト」の音楽といった具合で、非常に汚い(褒めている)。
そして何より曲の合間に挟まるドラマトラック「Cherry Corrida」があまりにも酷い!いい意味で!
テレビ使用がNGになったという曰くつきで、本編よりも酷い下ネタのラッシュ。
タイトルはなんとなくお分かりかと思うが「愛のコリーダ」のパロ。何もかも最低である。
内容もフランクフルトと淫語飛び交う発禁間違いなしのトラック。ストッキングのアレのために男のアレを耐えよ。
ちなみに脚本は瀬古浩司氏、ディレクターが岩波美和氏、スーパーバイザーに今石洋之監督。
そして最低のゲストキャラ・フルチンコフの声優には何と井上和彦氏が参戦。
ドラマトラック付きサントラというのは得てして評判を悪くするが、今作は許せるタイプだと思える。
確かに音楽の流れは切ってしまうかもしれないし、アルバムとしてどうか、と思うかもしれないが、
もうこの下ネタの会話はある種、「パンスト」の音楽なのではないだろうか。倒錯してるか。
「最低」の名を持ちながらも上へ上へと目指された、面白い作品。