Rozen Maiden traumend Original Sound Track

Rozen Maiden traumend Original Sound Track

オススメ度 ★★★★☆

発売:2006年1月27日 収録時間:40分 定価:3000円 レーベル:メロウヘッド



ゴシックな雰囲気が人気の「ローゼンメイデン」2期のサウンドトラック。
引き続き光宗信吉氏が劇伴を担当している。
40分と、前回よりも大幅に時間が短縮されているが、クオリティは相変わらず。
「ジュンの視点」から「ドール達」へ意識の移ったサントラ。


N0.曲名時間作曲編曲作詞
1聖少女領域(TV size)1:37片倉三起也宝野アリカALI PROJECT
2誕生3:06光宗信吉
3宿命1:43
4初夏2:18
5Slapstick1:09
6Funky Dolls1:24
7金糸雀1:12
8薔薇水晶1:35
9悪夢1:42
10薔薇乙女2:03
11Battle of Crystal1:52
12I’m not Junk1:37
13水晶のフィールド1:37
14瞬(Acoustic Version)2:20
153:01光宗信吉栗山善親松尾衡メグ(河原木志穂)
16芽生え2:10光宗信吉
172:01
18ラプラス1:42
19Genius Detective1:19
20Wrong Way1:25
21明日へ1:48
22光の螺旋律(TV size)1:32myu霜月はるか kukui
 PEACHI-PIT漫画原作のアニメ2期「ローゼンメイデン トロイメント」のサントラ。
 音楽担当は引き続き光宗信吉氏が担当。

 全体通して、1期サントラよりも音のハッキリ具合がおとなしくなった印象。
 勿論どちらが良い!ということを断言はできないが、腰の据わったこちらの方が好きになる人もいるはずだ。
 「誕生」「宿命」「初夏」の流れや「薔薇乙女」のようなドラマチックさは特にそれを感じさせるだろう。
 心地よくクラシカルな音やアコースティックを鳴らしていて、良くも悪くも劇伴らしさが抜けているのが好印象。

 「Slapstick」などのギャグ音楽は相変わらず。良い意味でやかましい。
 こういったハキハキした音は光宗氏らしいなあ、と再認してしまう。

 「Battle of Crystal」「I’m not Junk」の2曲は同じようなあざといテイストだ。
 1期の「Battle of Rose」の系譜で、シンフォニックなロック。
 ギターソロが入るなど展開も進化しており、あざといながらカッコイイ。

 メグ役の河原木志穂氏による挿入歌「瞬」は光宗氏作曲に、監督の松尾衡作詞。
 ウィスパー気味のボーカルと光宗氏による綺麗なバラード。光宗氏「作曲」の歌は中々聞けないので必聴。

 相変わらずクリアなピアノや弦などのアコースティックが光る一枚。
 「ドール達の戦い」に焦点の移った分、趣が少し変わっているのが面白い。
 しかし前作から大幅に減った40分という収録時間が少々痛い。
 ブックレットには光宗氏によるコメントあり。デザインは森和史。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です