「SIMOUN(シムーン)」オリジナルサウンドトラック 2
「SIMOUN(シムーン)」オリジナルサウンドトラック 2
オススメ度 ★★★★★
発売:2006年8月30日 収録時間:65分 定価:3045円 レーベル:ビクターエンタテインメント
西村純二監督による「全員女性世界」オリジナルアニメ「SIMOUN」サントラ第2弾。
引き続き音楽担当は佐橋俊彦氏。
勿論タンゴは顔の一つだが、今作はワルツ方面が強化。
オケでも「エロティック」なSIMOUNサウンド。
No. | 曲名 | 時間 | 作・編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | 手のひらのメロディー | 0:49 | 佐橋俊彦 | ||
2 | 戦う空の果て | 2:25 | |||
3 | 混沌 | 2:35 | |||
4 | 歴史は語る | 3:34 | |||
5 | 必然と涙 | 2:20 | |||
6 | 明日への勇気 | 2:07 | |||
7 | 困惑の時 | 2:23 | |||
8 | 安らぎのツバサ | 1:38 | |||
9 | 疑念 | 2:13 | |||
10 | 走れ!! | 2:13 | |||
11 | 大聖堂 | 2:25 | |||
12 | 夕景の雲 | 2:10 | |||
13 | 約束の朝に | 2:20 | |||
14 | 華麗なる舞踏室 | 2:53 | |||
15 | シムラークルム宮国 | 2:19 | |||
16 | 不安の視線 | 2:07 | |||
17 | 空中待機 | 2:15 | |||
18 | 感情の向くままに | 2:11 | |||
19 | 孤独な巫女 | 2:20 | |||
20 | テンプスパティウムの波動 | 2:48 | |||
21 | 侵犯 | 2:59 | |||
22 | 優しい風の薫り | 2:39 | |||
23 | 孤独な祈りと歌 | 2:05 | |||
24 | 独りの勇気 | 1:57 | |||
25 | 空に描く夢 | 2:20 | |||
26 | 伝説のリ・マージョン | 2:43 | |||
27 | 翼の子守歌 | 3:51 | 西田マサラ | nishid. | ロードレアモン(高橋美佳子) |
28 | 夢の終わりに | 0:27 | 佐橋俊彦 |
西村純二監督が贈る、全ての人が女性に生まれる星を舞台にしたアニメ「SIMOUN」。
「性」をモチーフにしてその「選択の重み」を表現したのはかなり挑戦的で面白い設定だった。
今作も勿論佐橋俊彦氏がタクトを取る。クオリティは一切下がらない。
野崎Pによると「第2回録音において注文の変化はなかった」とのこと。
後半音楽の為にテイストが変わったりするものだが、今作においては最初からフルスロットルの音楽展開だったので、変える必要がないという判断だ。
とはいえ勿論変化がまるきりないわけではない。
「SIMOUN」といえばタンゴとワルツだが、今作ではワルツが強くフィーチャーされている。
全編とにかくワルツ、ワルツ、ワルツ!管弦楽でも「SIMOUN」の優雅なエロスが醸し出されている。
「女性性」の音楽的表現のためにほとんどギターなどのトガリが使われていないからこそ、この特殊な世界観を音楽でお膳だてすることができるのである。
勿論それを更に引き締めるのはタンゴ、アコーディオンだ。
「孤独な祈りと歌」「独りの勇気」と、よく孤独の表現に起用されるタンゴ。
部屋に一人籠るような雰囲気作りをするタンゴは、スケールの真逆なオケと対照となり、よりその存在感を引き立ててくれる。
今作では単語をジャズ的に鳴らしている節もあるので、それをなお加速させている。
また、西田マサラ氏作曲のロードレアモン役・高橋美佳子氏による「翼の子守歌」も収録。
そこまでの流れを一切崩さないテイストのバラードになっていて、気が利いている1曲。
1枚目と全く変わらない力の入り方をしている良盤。
しかしこの2枚目のみプレミアが付いており、入手困難となっていたが、だんだん値段も落ち着いてきた。
見かけたら買う、くらいやってもいいかもしれない。
「性」をモチーフにしてその「選択の重み」を表現したのはかなり挑戦的で面白い設定だった。
今作も勿論佐橋俊彦氏がタクトを取る。クオリティは一切下がらない。
野崎Pによると「第2回録音において注文の変化はなかった」とのこと。
後半音楽の為にテイストが変わったりするものだが、今作においては最初からフルスロットルの音楽展開だったので、変える必要がないという判断だ。
とはいえ勿論変化がまるきりないわけではない。
「SIMOUN」といえばタンゴとワルツだが、今作ではワルツが強くフィーチャーされている。
全編とにかくワルツ、ワルツ、ワルツ!管弦楽でも「SIMOUN」の優雅なエロスが醸し出されている。
「女性性」の音楽的表現のためにほとんどギターなどのトガリが使われていないからこそ、この特殊な世界観を音楽でお膳だてすることができるのである。
勿論それを更に引き締めるのはタンゴ、アコーディオンだ。
「孤独な祈りと歌」「独りの勇気」と、よく孤独の表現に起用されるタンゴ。
部屋に一人籠るような雰囲気作りをするタンゴは、スケールの真逆なオケと対照となり、よりその存在感を引き立ててくれる。
今作では単語をジャズ的に鳴らしている節もあるので、それをなお加速させている。
また、西田マサラ氏作曲のロードレアモン役・高橋美佳子氏による「翼の子守歌」も収録。
そこまでの流れを一切崩さないテイストのバラードになっていて、気が利いている1曲。
1枚目と全く変わらない力の入り方をしている良盤。
しかしこの2枚目のみプレミアが付いており、入手困難となっていたが、だんだん値段も落ち着いてきた。
見かけたら買う、くらいやってもいいかもしれない。