住めば都のコスモス荘 アルバムでドッコイ
住めば都のコスモス荘 アルバムでドッコイ
オススメ度 ★★★★☆
発売:2003年8月27日 収録時間:49分 定価:2940円 レーベル:コロムビアミュージックエンタテインメント
電撃文庫にて刊行、阿智太郎氏によるラノベ「住めば都のコスモス荘」。
初期ufotableにより「すっとこ大戦ドッコイダー」とサブタイをつけアニメ化。
音楽には驚異のエスノアンビエントマン・蓜島邦明氏が抜擢。
氏のごついサンプリングによるヒーロー音楽をとくとご覧あれ。
N0. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | 熱血αドッコイダー(TVヴァージョン) | 0:50 | 蓜島邦明 | 阿智太郎 | Mr.ハイシマ | |
2 | 銀河連邦警察 | 1:49 | ||||
3 | ツイスタンバトル | 1:54 | ||||
4 | 粘土怪獣 | 1:49 | ||||
5 | オタンコナス製作所 | 1:53 | ||||
6 | エーデルワイス | 1:33 | ||||
7 | スパァーン | 1:36 | ||||
8 | ネルロイドガール | 0:28 | ||||
9 | ヒヤシンス | 1:49 | ||||
10 | モグモッグル | 1:40 | ||||
11 | 沙由里 | 1:42 | ||||
12 | わかんない | 2:06 | ||||
13 | 変身ドッコイ | 0:49 | ||||
14 | ピンチ、バトル | 1:40 | ||||
15 | ヒーロー | 0:34 | ||||
16 | おおこわっ! | 1:34 | ||||
17 | 夢みがち | 1:51 | ||||
18 | マロンフラワー | 2:26 | ||||
19 | だしたい | 2:10 | ||||
20 | コスモス荘 | 1:37 | ||||
21 | クロスファイヤー | 2:03 | ||||
22 | 参上ネルロイド | 0:40 | ||||
23 | コーチと呼ばせて | 1:40 | ||||
24 | 遠くに | 1:30 | ||||
25 | またまたピンチだ! | 1:39 | ||||
26 | たまげた攻撃 | 1:38 | ||||
27 | 女いっぴき | 1:32 | ||||
28 | タンポポ | 1:40 | ||||
29 | 銀河マーチ | 1:33 | ||||
30 | ドッコイ | 0:35 | ||||
31 | いつも手の中に(TVヴァージョン) | 1:33 | 西池崇 | サイキックラバー、桑田衛 | 西池崇 | サイキックラバー |
32 | 地球 Merry-Go-Round(TVヴァージョン) | 1:32 | 宮原恵太 | 小幡英之 | 植田佳奈 |
阿智太郎氏原作、電撃文庫にて刊行されていた「住めば都のコスモス荘」。
今や「鬼滅」「Fate」などでブイブイ言わすufotableが初期に威信をかけてテレビアニメ化。
「住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー」と名を変え挑むも、諸々の売れ行きは振るわず……。
音楽担当には「世にも奇妙な物語」「ガサラキ」「スプリガン」の蓜島邦明氏。
蓜島氏といえばとにかくダークで狂気漂うエスノアンビエントが特徴だが、
今作ではアッパーテイスト、それもコケティッシュなヒーロー音楽を求められた。
メイン挿入歌である「熱血αドッコイダー」も自身が歌ってしまったりと、予想以上にノリノリで作られているのも面白い。
ただのヒーロー音楽に「どこかズッコケてる」要素があり、それを演出しているのはヒーロー的メロディラインを鳴らす70年代エレクトロチックな音である。あるいはクラブミュージック。
どの曲も「一筋縄ではいかない曲」として作ろうとしており、ヒーロー音楽らしさを保ちながらもバラエティに富んだドタバタ感が本作らしさだ。
それに付随して緊張感にもいまいち欠けているのもドッコイダーらしい
しかしいかんせんヒーロー音楽的、つまりキッズアニメ的文法が使われているので、劇伴的な使用を限定された曲が増えてしまっている。
それが本作に「荒削りさ」を感じさせる要因になっているようだ。
蓜島邦明氏の新しい一面を知ることができる面白い一枚。
この後「ウルトラマンマックス」を担当することも考えると非常に重要な経歴の一つだろう。
どたばたヒーロー音楽に魅力を感じてしまうおっさん感性の方は、ぜひ聞いてみよう。
ブックレットには阿智太郎氏とイラスト・コミカライズの矢上裕氏の対談と蓜島氏のコメントが掲載。
ジャケットイラストは柴田淳氏、デザインは徳武佳子氏(C2 Design)。
今や「鬼滅」「Fate」などでブイブイ言わすufotableが初期に威信をかけてテレビアニメ化。
「住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー」と名を変え挑むも、諸々の売れ行きは振るわず……。
音楽担当には「世にも奇妙な物語」「ガサラキ」「スプリガン」の蓜島邦明氏。
蓜島氏といえばとにかくダークで狂気漂うエスノアンビエントが特徴だが、
今作ではアッパーテイスト、それもコケティッシュなヒーロー音楽を求められた。
メイン挿入歌である「熱血αドッコイダー」も自身が歌ってしまったりと、予想以上にノリノリで作られているのも面白い。
ただのヒーロー音楽に「どこかズッコケてる」要素があり、それを演出しているのはヒーロー的メロディラインを鳴らす70年代エレクトロチックな音である。あるいはクラブミュージック。
どの曲も「一筋縄ではいかない曲」として作ろうとしており、ヒーロー音楽らしさを保ちながらもバラエティに富んだドタバタ感が本作らしさだ。
それに付随して緊張感にもいまいち欠けているのもドッコイダーらしい
しかしいかんせんヒーロー音楽的、つまりキッズアニメ的文法が使われているので、劇伴的な使用を限定された曲が増えてしまっている。
それが本作に「荒削りさ」を感じさせる要因になっているようだ。
蓜島邦明氏の新しい一面を知ることができる面白い一枚。
この後「ウルトラマンマックス」を担当することも考えると非常に重要な経歴の一つだろう。
どたばたヒーロー音楽に魅力を感じてしまうおっさん感性の方は、ぜひ聞いてみよう。
ブックレットには阿智太郎氏とイラスト・コミカライズの矢上裕氏の対談と蓜島氏のコメントが掲載。
ジャケットイラストは柴田淳氏、デザインは徳武佳子氏(C2 Design)。