大正野球娘。 音楽集
大正野球娘。 音楽集
オススメ度 ★★★★★
発売:2009年10月7日 収録時間:78分 定価:3000円 レーベル:ランティス
文字通り大正時代の少女たちに野球をさせるラノベ原作アニメ「大正野球娘。」。
メディアミックス単位で方向性が大幅に変わる作品で、
漫画版はギャグ、アニメ版はスポ根の様相を示していた。
音楽には服部隆之氏。時代性を加味した良質の室内音楽。
N0. | Disc 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | 浪漫ちっくストライク。(TV size) | 1:31 | 服部隆之 | 大久保薫 | rino | 鈴川小梅(伊藤かな恵)、小笠原晶子(中原麻衣)、 川島乃枝(植田佳奈)、宗谷雪(能登麻美子) |
2 | 大正日和 | 4:03 | 服部隆之 | |||
3 | パイノパイノパイ(東京節) | 1:27 | Henry Clay Work | 服部隆之 | 添田さつき |
鈴川小梅(伊藤かな恵)
|
4 | 一日の始まり | 0:07 | 服部隆之 | |||
5 | 麻布の街並 | 2:10 | ||||
6 | お転婆で失礼! | 1:40 | ||||
7 | 可憐なお嬢 | 1:29 | ||||
8 | 東邦星華桜花会 | 1:40 | ||||
9 | ところで野球って何ですの? | 1:31 | ||||
10 | うまくいきませんわ… | 1:18 | ||||
11 | プレイボール! | 1:20 | ||||
12 | ピンチですわ… | 0:50 | ||||
13 | 二人の距離 | 2:18 | ||||
14 | 流れゆく時間 | 1:23 | ||||
15 | 遣らずの雨 | 1:59 | ||||
16 | 雨の調べ | 0:59 | ||||
17 | 胸騒ぎ | 0:43 | ||||
18 | 岐路 | 1:42 | ||||
19 | 女の意地 | 1:59 | ||||
20 | 一人じゃないから | 4:35 | ||||
21 | 練習開始! | 1:38 | ||||
22 | ちょっと一息 | 1:32 | ||||
23 | 駆け込みセーフ!? | 0:24 | ||||
24 | 不可思議 | 0:51 | ||||
25 | 巡る思考 | 1:11 | ||||
26 | 可憐に、参りますわ! | 1:26 | ||||
27 | 頭脳労働中 | 1:06 | ||||
28 | かみ合わない会話 | 1:24 | ||||
29 | 女の友情 | 1:47 | ||||
30 | 夜空 | 1:32 | ||||
31 | 染まる頬 | 1:02 | ||||
32 | 悩み多き年頃 | 2:03 | ||||
33 | 銀幕物語 | 1:21 | ||||
34 | 胸のモヤモヤ | 0:37 | ||||
35 | 不審と疑惑 | 1:05 | ||||
36 | 辻打ちに候! | 0:39 | ||||
37 | 全力疾走! | 1:26 | ||||
38 | ピンチですわ… | 0:42 | ||||
39 | 大ピンチですわ… | 2:03 | ||||
40 | 言い出せなくて | 1:08 | ||||
41 | 二人の気持ち | 1:11 | ||||
42 | 悪い予感 | 1:26 | ||||
43 | 制限時間 | 1:08 | ||||
44 | 長い夢 | 1:34 | ||||
45 | 茜色の空 | 2:00 | ||||
46 | そして、歩き出す | 1:21 | ||||
47 | 重なる思い | 1:42 | ||||
48 | 私たちの中に生まれたもの | 2:32 | ||||
49 | ユメ・ミル・ココロ(TV size) | 1:30 | 渡辺拓也 | 畑亜貴 | 伊藤かな恵 | |
50 | パイノパイノパイ(東京節) カラオケ | 1:33 | Henry Clay Work | 服部隆之 |
大正時代にあって野球を始める少女達を描くライトノベル「大正野球娘。」。
漫画版はギャグに、アニメ版はスポーツアニメとして特化しており、
アニメ版がより物語性を強調しその為の音楽が用意されている。
作曲は服部隆之氏。元々、氏の音楽は煌びやかな楽器使いがあるため、本作との相性は良い。
基本的なスタイルは綺麗な室内音楽での情景描写。時代性を取り込むため、「大正日和」に代表されるようにマンドリン等を琴に見立てて和風要素を出しているのが特徴的だ。
スポーツものの音楽としての泥臭さではなく、少女達の物語を彩る透明感を出していて、ノスタルジィを包容した爽快感と聴き易さを備えている。
玉に瑕と感じるのは、コメディ用や不安音楽など、劇判的な短さの曲が多いこと。
ただしその分長い曲があることや、78分とCD一杯に曲が詰め込んであることを思えば、充分に元は取れる。バランス的にもそこまで悪くはないので劇判としては正しいあり方。
終盤用のキメ音楽がもう少しインパクトに富んでいたら更に魅力を増していたかもしれない。
50曲という詰め込み、室内音楽としてのまとまりと、素直で勢いある良盤。
作品知名度の中途半端さも考えると、プチ隠れた、と付けるのが妥当か。
「カレイドスター」「ラブライブ!」などの系統とはまた違ったタイプの頑張る女の子音楽。
ジャケットデザインは佐野三美子(Command Space)。
漫画版はギャグに、アニメ版はスポーツアニメとして特化しており、
アニメ版がより物語性を強調しその為の音楽が用意されている。
作曲は服部隆之氏。元々、氏の音楽は煌びやかな楽器使いがあるため、本作との相性は良い。
基本的なスタイルは綺麗な室内音楽での情景描写。時代性を取り込むため、「大正日和」に代表されるようにマンドリン等を琴に見立てて和風要素を出しているのが特徴的だ。
スポーツものの音楽としての泥臭さではなく、少女達の物語を彩る透明感を出していて、ノスタルジィを包容した爽快感と聴き易さを備えている。
玉に瑕と感じるのは、コメディ用や不安音楽など、劇判的な短さの曲が多いこと。
ただしその分長い曲があることや、78分とCD一杯に曲が詰め込んであることを思えば、充分に元は取れる。バランス的にもそこまで悪くはないので劇判としては正しいあり方。
終盤用のキメ音楽がもう少しインパクトに富んでいたら更に魅力を増していたかもしれない。
50曲という詰め込み、室内音楽としてのまとまりと、素直で勢いある良盤。
作品知名度の中途半端さも考えると、プチ隠れた、と付けるのが妥当か。
「カレイドスター」「ラブライブ!」などの系統とはまた違ったタイプの頑張る女の子音楽。
ジャケットデザインは佐野三美子(Command Space)。