劇場版『TIGER & BUNNY-The Beginning-』オリジナルサウンドトラック
劇場版『TIGER & BUNNY-The Beginning-』オリジナルサウンドトラック
オススメ度 ★★★☆☆
発売:2012年10月31日 収録時間:54分 定価:3000円 レーベル:ランティス
人気アニメ「TIGER & BUNNY」の劇場版第1弾サウンドトラック。
映画の半分がテレビ版の総集構成なので、あまり変わり映えがないことと、
新キャラ用のBGMのインパクトに少し欠けるのが惜しいところ。
次作に期待するのが得か。
N0. | Disc 1 曲名 | 時間 | 作・編曲 |
1 | HERO N.C.1978-The Beginning Ver.- | 8:24 | 池頼広 |
2 | Party | 1:23 | |
3 | Skating Rink | 0:31 | |
4 | HEROES vs The Giant | 2:38 | |
5 | Welcome Bar I | 1:31 | |
6 | Welcome Bar Ⅱ | 1:19 | |
7 | Transform Heroes | 3:18 | |
8 | Robin | 2:10 | |
9 | Flame & Ice | 3:07 | |
10 | Schtellenbilt Shocks | 1:02 | |
11 | TIGER & BUNNY vs Robin I | 2:52 | |
12 | TIGER & BUNNY vs Robin II | 2:27 | |
13 | BIG TREE | 2:09 | |
14 | Dear Father | 1:03 | |
15 | The Resolution | 3:21 | |
16 | Dash Fight!Barnaby | 0:33 | |
17 | Never Fight!Kotetsu | 2:57 | |
18 | Training Room | 0:57 | |
19 | Drive for Tomorrow | 1:25 | |
20 | The Rising Flash I | 0:50 | |
21 | The Rising Flash Ⅱ | 0:53 |
N0. | Disc 2 曲名 | 時間 | 作・編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | Happy Birthday to me & us | 4:20 | 渡辺翔 | こだまさおり |
バーナビー・ブルックスJr.(森田成一)
|
2 | Happy Birthday to me & us(Instrumental) | 4:17 |
サンライズの人気アニメ「タイバニ」の劇場版第1弾「TIGER & BUNNY-The Beginning-」。
最初の2話とオリジナルエピソード半々といったところの構成の映画だ。
映画から「タイバニ」を知ってもらう人のための作品。
という訳で、池頼広氏によるオーケストラも今作に限ってはその面が強い。
つまり、テレビ本編サントラの焼き増し的な部分が大きいという事だ。
元々が映画風のサウンドで展開してしまっているために、オケ、ジャズ共に「映画音響へのレベルアップ」を楽しむこともできない。
勿論まるきり変わってないという事はなく重厚にはなっているが。
問題は新キャラ、新エピソード用の音楽。
新NEXT「ロビン」の曲に鮮烈さがない。それを中心に全体として同じだ。
そうなると更に「劇場」感が失われ、新しいものを感じている気がしなかった。
テレビ版エピソードと地続きなために、エピソードそのものもそうだったが、「BEGINING」は新エピソードすらも雰囲気の復習用なのだな、と感じられる部分でもあった。
極めつけは2曲、実質1曲しかないディスク2の存在。
バーナビーのバースデイソングなのだが、これで「ああ、我々はこのアルバムの顧客ではない」と確信。
なのでその点について否定の心を出すのはお門違いということになってしまった。
「サントラは持ってなかったけどバーナビーのキャラソンは聞きたい」人が買う一枚?
兎にも角にも全般的に物足りない部分が多かった。
ブックレットには米たにヨシトモ監督と池氏の対談が掲載。
ジャケットイラストは羽山賢二氏。デザインは渡邊宏一氏(2725 inc.)。
最初の2話とオリジナルエピソード半々といったところの構成の映画だ。
映画から「タイバニ」を知ってもらう人のための作品。
という訳で、池頼広氏によるオーケストラも今作に限ってはその面が強い。
つまり、テレビ本編サントラの焼き増し的な部分が大きいという事だ。
元々が映画風のサウンドで展開してしまっているために、オケ、ジャズ共に「映画音響へのレベルアップ」を楽しむこともできない。
勿論まるきり変わってないという事はなく重厚にはなっているが。
問題は新キャラ、新エピソード用の音楽。
新NEXT「ロビン」の曲に鮮烈さがない。それを中心に全体として同じだ。
そうなると更に「劇場」感が失われ、新しいものを感じている気がしなかった。
テレビ版エピソードと地続きなために、エピソードそのものもそうだったが、「BEGINING」は新エピソードすらも雰囲気の復習用なのだな、と感じられる部分でもあった。
極めつけは2曲、実質1曲しかないディスク2の存在。
バーナビーのバースデイソングなのだが、これで「ああ、我々はこのアルバムの顧客ではない」と確信。
なのでその点について否定の心を出すのはお門違いということになってしまった。
「サントラは持ってなかったけどバーナビーのキャラソンは聞きたい」人が買う一枚?
兎にも角にも全般的に物足りない部分が多かった。
ブックレットには米たにヨシトモ監督と池氏の対談が掲載。
ジャケットイラストは羽山賢二氏。デザインは渡邊宏一氏(2725 inc.)。