交響曲 タイタニア
交響曲 タイタニア
オススメ度 ★★★★☆
発売:2009年2月18日 収録時間:46分 定価:3150円 レーベル:コロムビアミュージックエンタテインメント
「銀英伝」の田中芳樹氏によるスペオペ小説「タイタニア」。
そのアニメの高木洋氏によるBGMを交響曲アルバムとして再録。
演奏するのは神奈川フィルハーモニー管弦楽団。
「銀英伝」と同じく正統派なクラシカルさを見せつける。
N0. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | タイタニア | 2:37 | 高木洋 | |||
2 | あの宇宙を、征け~TV size~ | 1:35 | 高取ヒデアキ | 高木洋 | 高取ヒデアキ | 錦織健 |
3 | 第一楽章 疾風 アンダンテ・グランディオーソ Andante Grandeioso 国家 | 2:23 | 高木洋 | |||
4 | 第一楽章 疾風 アンダンテ・グランディオーソ Andante Grandeioso 戦闘開始~戦い | 2:43 | ||||
5 | 第一楽章 疾風 アンダンテ・グランディオーソ Andante Grandeioso 絶体絶命 | 2:04 | ||||
6 | 第二楽章 旋風 アダージョ Adagio 未来 | 2:26 | ||||
7 | 第二楽章 旋風 アダージョ Adagio タイタニア五家族 | 3:13 | ||||
8 | 第三楽章 暴風 モデラート Moderato 宇宙制覇 | 3:16 | ||||
9 | 第三楽章 暴風 モデラート Moderato 宇宙海戦 | 2:11 | ||||
10 | 第三楽章 暴風 モデラート Moderato 大いなる戦い | 1:36 | ||||
11 | 第三楽章 暴風 モデラート Moderato 勝利 | 1:57 | ||||
12 | 第四楽章 凪 レント Lento 虚無 | 5:09 | ||||
13 | 第四楽章 凪 レント Lento 大団円 | 4:22 | ||||
14 | LOST IN SPACE~TV size~ | 1:34 | YOFFY | 大石憲一郎 | YOFFY |
サイキックラバー
|
15 | あの宇宙を、征け【original karaoke without chorus】 | 3:40 | 高取ヒデアキ | 高木洋 | ||
16 | LOST IN SPACE【original karaoke without chorus】 | 4:30 | YOFFY | 大石憲一郎 | ||
17 | LOST IN SPACE【TV size karaoke】 | 1:31 |
「銀河英雄伝説」の田中芳樹氏が再度放ったスペース・オペラ「タイタニア」のアニメ化。
「銀英伝」程の破格な力の入れようにはならなかったが、その素材となる音楽はなかなかのもの。
スペース・オペラの音楽といえばオーケストラが定番。そして本作の音楽はオケに定評がある高木洋氏だ。
「銀英伝」の音楽は9割がたクラシックだったが、本作では高木氏による新曲で構成している。
そのBGMを神奈川フィルハーモニー管弦楽団によって二管編成の交響曲としてリアレンジしたのがこのアルバムだ。
またスタッフに美樹本晴彦氏が参加している上で羽田健太郎氏の弟子筋である高木氏の起用から、
「超時空要塞マクロス」の系譜も汲んでいることは書いておきたい。
さらに言うと、劇判に高木洋、主題歌にサイラバと高取ヒデアキというのは、この作品の直後の「侍戦隊シンケンジャー」と全く同じ布陣であることも書いておきたい。
ロマン派的なクラシカルさを見せるオーケストレーションは実にスペオペ音楽として文句なしの出来上がり。
もっと重いオケでも嬉しかったが、豪快なオケがウリの高木氏のポテンシャルを十二分に感じられる一枚だ。
「風」をテーマとしているのでそのイメージを基に聞いていると中々楽しい。
また、4楽章としての構成は素人でも分かり易い起承転結な形になっている。
問題点としては、収録時間の短さ。
ただでさえ46分と短めだというのに、OP、EDのTVサイズ、カラオケを除けば40分をゆうに切ってしまう。
それで3000円超えフルプライスは流石に割に合わないという感じ。
また短さによる不完全燃焼さが交響曲に生まれているかもしれないのも難点。
せめて主題歌群がフルサイズならまだ許せたものの、これでは少々不親切。
曲の完成度は高いものの、ちょっと不満が残る一枚。
ブックレットには早見優氏による作品、楽曲解説と高木氏の解説が掲載。
ジャケットイラストは宮武一貫氏(スタジオぬえ)、デザインはたなかちえ氏。
「銀英伝」程の破格な力の入れようにはならなかったが、その素材となる音楽はなかなかのもの。
スペース・オペラの音楽といえばオーケストラが定番。そして本作の音楽はオケに定評がある高木洋氏だ。
「銀英伝」の音楽は9割がたクラシックだったが、本作では高木氏による新曲で構成している。
そのBGMを神奈川フィルハーモニー管弦楽団によって二管編成の交響曲としてリアレンジしたのがこのアルバムだ。
またスタッフに美樹本晴彦氏が参加している上で羽田健太郎氏の弟子筋である高木氏の起用から、
「超時空要塞マクロス」の系譜も汲んでいることは書いておきたい。
さらに言うと、劇判に高木洋、主題歌にサイラバと高取ヒデアキというのは、この作品の直後の「侍戦隊シンケンジャー」と全く同じ布陣であることも書いておきたい。
ロマン派的なクラシカルさを見せるオーケストレーションは実にスペオペ音楽として文句なしの出来上がり。
もっと重いオケでも嬉しかったが、豪快なオケがウリの高木氏のポテンシャルを十二分に感じられる一枚だ。
「風」をテーマとしているのでそのイメージを基に聞いていると中々楽しい。
また、4楽章としての構成は素人でも分かり易い起承転結な形になっている。
問題点としては、収録時間の短さ。
ただでさえ46分と短めだというのに、OP、EDのTVサイズ、カラオケを除けば40分をゆうに切ってしまう。
それで3000円超えフルプライスは流石に割に合わないという感じ。
また短さによる不完全燃焼さが交響曲に生まれているかもしれないのも難点。
せめて主題歌群がフルサイズならまだ許せたものの、これでは少々不親切。
曲の完成度は高いものの、ちょっと不満が残る一枚。
ブックレットには早見優氏による作品、楽曲解説と高木氏の解説が掲載。
ジャケットイラストは宮武一貫氏(スタジオぬえ)、デザインはたなかちえ氏。