Xenosaga THE ANIMATION Original Soundtrack
Xenosaga THE ANIMATION Original Soundtrack
オススメ度 ★★★★★
発売:2005年5月23日 収録時間:72分 定価:2940円 レーベル:コロムビアミュージックエンタテインメント
PS2でモノリスソフトが発表したSFRPGシリーズ「ゼノサーガ」。
そのⅠのみを1クールでテレビアニメ化した。
音楽担当は光田康典氏ではなく山下康介氏なのだが、
原典にも負けないフルオケを展開し、スぺオペを全う。
N0. | 曲名 | 時間 | 作・編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | 神秘なる世界 | 2:18 | 山下康介 | ||
2 | Xenosagaメインタイトル | 1:35 | |||
3 | 戦闘開始 | 1:34 | |||
4 | シオン・ウヅキ | 2:58 | |||
5 | 作戦会議 | 2:09 | |||
6 | 戦闘の予兆 | 1:34 | |||
7 | レアリアンの哀しみ | 2:00 | |||
8 | 起動するKOS-MOS | 2:01 | |||
9 | 荒廃した街 | 1:46 | |||
10 | 激戦 | 1:50 | |||
11 | 生と死と | 1:54 | |||
12 | 迫りくるグノーシス | 1:59 | |||
13 | デュランダル | 2:14 | |||
14 | KOS-MOSの想い | 2:04 | |||
15 | 美しきファウンデーション | 1:45 | |||
16 | 休息のとき | 2:14 | |||
17 | 絶体絶命 | 1:04 | |||
18 | こころの在処 | 1:43 | |||
19 | 緊急出動 | 0:58 | |||
20 | 秘めたる意志 | 1:43 | |||
21 | ただいま休暇中 | 2:07 | |||
22 | 巨大戦艦の戦闘 | 2:26 | |||
23 | 友情 | 1:26 | |||
24 | 潜入 | 1:41 | |||
25 | 宿命 | 2:34 | |||
26 | 死 | 2:08 | |||
27 | レクイエム | 1:49 | |||
28 | 謎めくゾハル | 2:51 | |||
29 | 果てしなき戦闘 | 2:51 | |||
30 | ネピリムの歌声 | 2:03 | |||
31 | 脅威なる力 | 1:52 | |||
32 | 輝ける希望 | 1:30 | |||
33 | ネピリム | 3:25 | |||
34 | 蒼き惑星~終わりなき旅 | 3:11 | |||
35 | in this serenity | 2:58 | Roland Lennox | 五條真由美 |
「ゼノギアス」を経てモノリスソフトがPS2で展開した「ゼノサーガ」シリーズ。
その「Ⅰ」のみをテレビアニメ化したのが「Xenosaga THE ANIMATION」である。
たったの1クールでやれるようなSFではないものの、限界まで詰めて限界まで再現と昇華に挑み、テレビアニメ版はいわゆる「ゲーム原作はやる気も感じられない」ような流れに抗いきった。
そんな本作を支える柱の一本は間違いなく音楽である。
担当は山下康介氏。原典の光田康典氏とは全く違う旋律で演出するが、これがアニメ映像に対して巧くマッチしているのは山下氏の音の気持ち良さに起因する。
原典のロンドン・フィルの音響に負けるものの、テイストは基本的にフルオケで、インストOP「Xenosagaメインタイトル」で分かるように世界観に合った壮大さも用意されている。
この「メインタイトル」のメロが全編に散りばめられている劇判的な用法も使いつつ、一曲一曲にきちんと「SF・スぺオペをやる!」という意思を感じられるのが良い。
この後山下氏はDSの「ゼノサーガⅠ・Ⅱ」の音楽を担当することになるので、業界・スタッフからの評価がどれだけ高かったかが伺えるところである。
そして何より欠かせないのは本作のみでしか聞けないEDテーマ曲「in this serenity」。
OP・劇判と同じく山下氏の作曲によるものだが、歌唱はなんと「プリキュア」の五條真由美氏。
ピアノと弦楽、そして五條氏の超えによる透き通ったバラードはとても「プリキュア」を想起させない。
英語の歌詞も世界観との競合が意識されている部分で、タイアップではないアニメソングの良さを意識させてくれる。
恐らくこの曲の為にサントラを買った、或いは欲しいという人も少なくないはず。
山下康介氏の聴き易いオーケストレーションやピアノが全面的に良い方へ進んだ一枚。
OP或いはEDでピンと来た人ならば買って損はないし、そうでなくともおすすめしやすい。
軽い気持ちで聴き通せるように巧くまとまった良盤である。
その「Ⅰ」のみをテレビアニメ化したのが「Xenosaga THE ANIMATION」である。
たったの1クールでやれるようなSFではないものの、限界まで詰めて限界まで再現と昇華に挑み、テレビアニメ版はいわゆる「ゲーム原作はやる気も感じられない」ような流れに抗いきった。
そんな本作を支える柱の一本は間違いなく音楽である。
担当は山下康介氏。原典の光田康典氏とは全く違う旋律で演出するが、これがアニメ映像に対して巧くマッチしているのは山下氏の音の気持ち良さに起因する。
原典のロンドン・フィルの音響に負けるものの、テイストは基本的にフルオケで、インストOP「Xenosagaメインタイトル」で分かるように世界観に合った壮大さも用意されている。
この「メインタイトル」のメロが全編に散りばめられている劇判的な用法も使いつつ、一曲一曲にきちんと「SF・スぺオペをやる!」という意思を感じられるのが良い。
この後山下氏はDSの「ゼノサーガⅠ・Ⅱ」の音楽を担当することになるので、業界・スタッフからの評価がどれだけ高かったかが伺えるところである。
そして何より欠かせないのは本作のみでしか聞けないEDテーマ曲「in this serenity」。
OP・劇判と同じく山下氏の作曲によるものだが、歌唱はなんと「プリキュア」の五條真由美氏。
ピアノと弦楽、そして五條氏の超えによる透き通ったバラードはとても「プリキュア」を想起させない。
英語の歌詞も世界観との競合が意識されている部分で、タイアップではないアニメソングの良さを意識させてくれる。
恐らくこの曲の為にサントラを買った、或いは欲しいという人も少なくないはず。
山下康介氏の聴き易いオーケストレーションやピアノが全面的に良い方へ進んだ一枚。
OP或いはEDでピンと来た人ならば買って損はないし、そうでなくともおすすめしやすい。
軽い気持ちで聴き通せるように巧くまとまった良盤である。