ARIA The ANIMATION ORIGINAL SOUNDTRACK
ARIA The ANIMATION ORIGINAL SOUNDTRACK
オススメ度 ★★★★★
発売:2005年11月23日(2009年7月22日再販) 収録時間:65分 定価:3045円 レーベル:ビクターエンタテインメント
癒やし系サントラの金字塔、「ARIA the ANIMATION」のサウンドトラック。
担当はChoro Club feat. Senoo。ショーロはブラジル由来の音楽。
Choro Clubの曲はほとんど独自の音楽性と化しており、特にこの一枚はよくテレビ番組で使用される。
「ARIA」の世界観に合わせるための最善のチョイスの上、Choro Clubの代表作と言っていいアルバムに仕上がっている。
No. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | ゴンドラの夢 | 1:46 | 沢田穣治 | Choro Club | ||
2 | ウンディーネ(forest mix) | 1:47 | 窪田ミナ | 河井英里 | 牧野由依 | |
3 | 鐘楼のパトリ~ネオ・ヴェネツィア~ | 1:58 | 妹尾武 | |||
4 | AQUA | 2:17 | 笹子重治 | Choro Club | ||
5 | 夏便り | 1:27 | ||||
6 | アクアアルタ日和 | 2:15 | ||||
7 | 満月のドルチェ | 4:10 | 妹尾武 | |||
8 | 恋とはどんなもの? | 3:25 | 秋岡欧 | |||
9 | バルカローレ | 1:51 | 窪田ミナ | 河井英里 | ||
10 | 迷い込んだ路地へと | 1:59 | 沢田穣治 | Choro Club | ||
11 | 幻想カーニバル | 2:11 | ||||
12 | 静かにあふれる涙 | 2:06 | ||||
13 | 届かぬ想い | 3:05 | 秋岡欧 | |||
14 | 逆漕ぎクイーン | 1:53 | 沢田穣治 | |||
15 | ARIA | 2:50 | 笹子重治 | 妹尾武 | ||
16 | 水の鏡 | 4:53 | Choro Club | |||
17 | アドリアの海辺 | 1:37 | 妹尾武 | |||
18 | 星影のゴンドラ | 2:50 | 妹尾武 | |||
19 | オレンジの日々 | 3:40 | 沢田穣治 | Choro Club | ||
20 | 天気雨 | 3:27 | 妹尾武 | |||
21 | サンタクロウスの空 | 4:01 | ||||
22 | 歓喜の街 | 1:24 | 秋岡欧 | |||
23 | AQUA(reprise) | 2:37 | 笹子重治 | |||
24 | そして舟は行く | 2:45 | 妹尾武 | |||
25 | Rainbow(acoustic ver.) | 2:55 | 北川勝利 | ROUND TABLE | 北川勝利 | ROUND TABLE feat. Nino |
癒やし系のアニメサウンドトラック、となると必ずと言っていい程名前の出てくる一枚。
本作では音響監督も兼ねる佐藤順一監督作品は総じて音楽レベルが高く、これも例に漏れない。
作曲はメンバーの笹子重治氏、秋岡欧氏、沢田穣治氏と外部参加の妹尾武氏が分担して行っている。
妹尾武は単独でピアノ曲を担当している。
メインになるような曲は笹子重治氏の担当であることが多い。
爽やかなギターに癒されるショーロ、口笛、ピアノなど、これでもかと言うくらいに穏やかな曲を使ってきており、「ARIA」という作品のBGMとしてはもちろん、一枚のヒーリングアルバムとしての完成度も高い。
曲順構成もきちんと考えられており、アルバム一枚を回すだけで施設1つを観光したかのような感覚になれるのも評価点。
キャッチーな曲は笹子氏、穏やかなスルメ系の曲を沢田氏、クセのある曲は秋岡氏、という印象。
妹尾氏はピアノに重きが置かれている分、経路にムラがあって全く飽きがこない。
聴きやすい曲を前半に置いて世界観に飲み込ませて、じっくり聴く曲を中盤に、ラストで前半の勢いを踏襲しつつED曲のアコースティックアレンジで締めるという構成はお見事。
OP・EDをTVサイズではなくアレンジで収録しているのも個人的な評価点のひとつ。
OPのミックスはコーラスのようにアレンジした短めの曲。どちらかというとBGMに近くなっている。
EDは文字通りアコギメインの伴奏になっており、こちらのほうがしっくりくる人もいるかもしれないというくらいにはマッチしている。
挿入歌「バルカローレ」及びウンディーネのミックスの作詞は故・河井英里氏だが、造語の歌詞の響きと透き通った歌声がネオ・ヴェネツィアの世界観を補強してくれる名曲となっている。
まさにオタクどころか誰にでも勧められる名盤。
天野こずえ先生本人による美麗ジャケットもあり一家に一枚置けば君もネオ・ヴェネツィアへ行ける。
本作では音響監督も兼ねる佐藤順一監督作品は総じて音楽レベルが高く、これも例に漏れない。
作曲はメンバーの笹子重治氏、秋岡欧氏、沢田穣治氏と外部参加の妹尾武氏が分担して行っている。
妹尾武は単独でピアノ曲を担当している。
メインになるような曲は笹子重治氏の担当であることが多い。
爽やかなギターに癒されるショーロ、口笛、ピアノなど、これでもかと言うくらいに穏やかな曲を使ってきており、「ARIA」という作品のBGMとしてはもちろん、一枚のヒーリングアルバムとしての完成度も高い。
曲順構成もきちんと考えられており、アルバム一枚を回すだけで施設1つを観光したかのような感覚になれるのも評価点。
キャッチーな曲は笹子氏、穏やかなスルメ系の曲を沢田氏、クセのある曲は秋岡氏、という印象。
妹尾氏はピアノに重きが置かれている分、経路にムラがあって全く飽きがこない。
聴きやすい曲を前半に置いて世界観に飲み込ませて、じっくり聴く曲を中盤に、ラストで前半の勢いを踏襲しつつED曲のアコースティックアレンジで締めるという構成はお見事。
OP・EDをTVサイズではなくアレンジで収録しているのも個人的な評価点のひとつ。
OPのミックスはコーラスのようにアレンジした短めの曲。どちらかというとBGMに近くなっている。
EDは文字通りアコギメインの伴奏になっており、こちらのほうがしっくりくる人もいるかもしれないというくらいにはマッチしている。
挿入歌「バルカローレ」及びウンディーネのミックスの作詞は故・河井英里氏だが、造語の歌詞の響きと透き通った歌声がネオ・ヴェネツィアの世界観を補強してくれる名曲となっている。
まさにオタクどころか誰にでも勧められる名盤。
天野こずえ先生本人による美麗ジャケットもあり一家に一枚置けば君もネオ・ヴェネツィアへ行ける。