ARIA The ORIGINATION ORIGINAL SOUNDTRACK tre
ARIA The ORIGINATION ORIGINAL SOUNDTRACK tre
オススメ度 ★★★★★
発売:2008年2月20日 収録時間:61分 定価:3045円 レーベル:JVCエンタテインメント
癒やし系サントラの金字塔、アニメ「ARIA」第二期「ARIA THE NATURAL」のサウンドトラック。担当はChoro Club feat. Senoo。
前作と比べるとメロディラインは控えめ。
かといってクオリティが低いわけではなく、むしろ良作の一枚である。
OPED曲が普通のTVサイズで、前作のようなアレンジ曲がないのも悲しい。
No. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | 七色の空を-OVAサイズ- | 2:19 | SONOROUS | Choro Club | SONOROUS | |
2 | スピラーレ-TVサイズ- | 1:59 | 窪田ミナ | 河井英里 | 牧野由依 | |
3 | 落葉の並木道 | 3:16 | 笹子重治 | Choro Club | ||
4 | おだやかな午後 | 1:51 | 秋岡欧 | |||
5 | 夕闇漕ぎ | 2:29 | 沢田穣治 | |||
6 | 頼りない船出 | 1:50 | 笹子重治 | |||
7 | 眠りの森で | 2:34 | 沢田穣治 | |||
8 | アリアとお散歩 | 1:46 | 笹子重治 | |||
9 | つないだ手と手 | 2:37 | ||||
10 | 望楼 | 2:25 | 秋岡欧 | |||
11 | アマレットの夏 | 3:01 | 妹尾武 | |||
12 | ジェット気流 | 2:51 | 沢田穣治 | Choro Club | ||
13 | 未来への航跡 | 3:49 | 妹尾武 | |||
14 | ルーミス エテルネ | 4:39 | 窪田ミナ | アリス・キャロル(広橋涼) | ||
15 | 風読み | 2:59 | 沢田穣治 | Choro Club | ||
16 | 魔女 | 1:43 | ||||
17 | 夕立ちのあとで | 2:52 | 秋岡欧 | |||
18 | quiet tea time | 2:47 | 笹子重治 | |||
19 | 小さな幸せ | 3:27 | 秋岡欧 | |||
20 | 永遠の海~A Song for Zephyr~ | 3:06 | 妹尾武 | |||
21 | 七色の空を-choro ver.- | 2:31 | SONOROUS | Choro Club | ||
22 | 金の波 千の波 -TVサイズ- | 1:57 | 新居昭乃 | 保刈久明 | 新居昭乃 | |
23 | 四季~そして僕は海に還る~ | 2:41 | 妹尾武 |
癒やし系アニメサウンドトラック三部作、堂々の完結!
今回は一本「落陽」の雰囲気が感じられ、アルバムとしてのテイストがまとまっており、とても完成度が高い。
というのも、これまでに比べて全体的に穏やかさや切なさ、寂しさを感じさせるメロディに溢れており、クライマックスへ向かう劇中のドラマと劇判がきちんと融合し、それがアルバムの完成度に影響を与えているのである。
ピアノメインの曲、ショーロメインの曲、ドラマを進めるための曲のバランスが整った優等生構成。
例によってアリア社長用の曲「アリアとお散歩」などは旅番組では度々使用されている。使いたい気持ちは分かる。
ショーロクラブもこれまでより一層、演奏ではなく雰囲気を聞かせに来るスタンスの印象。
TVサイズボーカルを終えての「落葉の並木道」が既に今までとは雰囲気を変えている。
それらをしばらく堪能させてからの「アリアとお散歩」「ジェット気流」などで一期サントラの雰囲気を思い出させてくれて、メリハリあるテンポで聴かせてくれる。
そして、ファンの皆様ご待望「ルーミス エテルネ」が、広橋涼による劇中曲。
第9話「その オレンジの風につつまれて…」にて、広橋涼演じるアリス・キャロルがウンディーネの昇格試験の最後に歌うカンツォーネという設定だが、シナリオも相まってとても感動的。
前半はエスペラント語、後半は同じ意味の日本語という構成。
タイトルの語法にはツッコむのはでっかいお世話だからやめてください。
OVAのOPショートサイズも収録。編曲がCHORO CLUBでストリングスアレンジは沢田穣治氏である。
これもかなりいい曲で、シングルには弾き語りバージョンもあるのでチェックしてみてほしい。
EDの「金の波 千の波」は前2作のROUND TABLEではなく歌姫・新居昭乃を起用した名曲。優しい世界観の「ARIA」のフィナーレに相応しいカタルシスを得られる曲である。
ただしこれもテレビサイズなのでシングルをチェックしてみてほしい(二度目)。
天野こずえ氏によるジャケットも夕暮れの雰囲気が三部作のジャケットの終わりを予感させており秀逸。
1期と比較してもやはり名盤。テイストがかなり違うのに同じ作品のアルバムとして飽きずに楽しめる。
1期のような動的なショーロが余程お好きということでない限りオススメできる。
今回は一本「落陽」の雰囲気が感じられ、アルバムとしてのテイストがまとまっており、とても完成度が高い。
というのも、これまでに比べて全体的に穏やかさや切なさ、寂しさを感じさせるメロディに溢れており、クライマックスへ向かう劇中のドラマと劇判がきちんと融合し、それがアルバムの完成度に影響を与えているのである。
ピアノメインの曲、ショーロメインの曲、ドラマを進めるための曲のバランスが整った優等生構成。
例によってアリア社長用の曲「アリアとお散歩」などは旅番組では度々使用されている。使いたい気持ちは分かる。
ショーロクラブもこれまでより一層、演奏ではなく雰囲気を聞かせに来るスタンスの印象。
TVサイズボーカルを終えての「落葉の並木道」が既に今までとは雰囲気を変えている。
それらをしばらく堪能させてからの「アリアとお散歩」「ジェット気流」などで一期サントラの雰囲気を思い出させてくれて、メリハリあるテンポで聴かせてくれる。
そして、ファンの皆様ご待望「ルーミス エテルネ」が、広橋涼による劇中曲。
第9話「その オレンジの風につつまれて…」にて、広橋涼演じるアリス・キャロルがウンディーネの昇格試験の最後に歌うカンツォーネという設定だが、シナリオも相まってとても感動的。
前半はエスペラント語、後半は同じ意味の日本語という構成。
タイトルの語法にはツッコむのはでっかいお世話だからやめてください。
OVAのOPショートサイズも収録。編曲がCHORO CLUBでストリングスアレンジは沢田穣治氏である。
これもかなりいい曲で、シングルには弾き語りバージョンもあるのでチェックしてみてほしい。
EDの「金の波 千の波」は前2作のROUND TABLEではなく歌姫・新居昭乃を起用した名曲。優しい世界観の「ARIA」のフィナーレに相応しいカタルシスを得られる曲である。
ただしこれもテレビサイズなのでシングルをチェックしてみてほしい(二度目)。
天野こずえ氏によるジャケットも夕暮れの雰囲気が三部作のジャケットの終わりを予感させており秀逸。
1期と比較してもやはり名盤。テイストがかなり違うのに同じ作品のアルバムとして飽きずに楽しめる。
1期のような動的なショーロが余程お好きということでない限りオススメできる。