GetBackers-奪還屋- ORIGINAL SOUNDTRACK
GetBackers-奪還屋- ORIGINAL SOUNDTRACK
オススメ度 ★★★★☆
発売:2003年1月24日 収録時間:66分 定価:3059円 レーベル:パイオニアLDC
週刊少年マガジンで連載していた人気漫画「GetBackers-奪還屋-」のサントラ。
「るろ剣 追憶編」に続いて古橋一浩監督と岩崎琢氏のコンビとなる。
また、連名で元永慶太郎氏も監督をしているため、岩崎氏との縁はこのあたりから。
ラップに入れ込む前の岩崎音楽。テクノ有り、ブラス有り、三味線有りのバラエティCD。
No. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞・歌 |
1 | GetBackers | 2:50 | 岩崎琢 | ||
2 | Gymnopedie? | 2:26 | |||
3 | Honky Tonk Wan | 2:04 | |||
4 | Obsession I | 2:47 | |||
5 | Electric Shock | 2:20 | |||
6 | Lady Poison | 3:02 | |||
7 | Reminiscence | 2:28 | |||
8 | Chameleon guy | 1:24 | |||
9 | Obsession II | 5:02 | |||
10 | Bloody rain | 2:00 | |||
11 | The Roaring of beasts | 3:55 | |||
12 | Tinny waltz | 1:38 | |||
13 | MAKUBEX | 3:41 | |||
14 | Dubious answer | 1:52 | |||
15 | Wire Doll | 2:48 | |||
16 | J | 2:14 | |||
17 | Bloom | 4:19 | |||
18 | Awakening and rage | 3:42 | |||
19 | Gib mir dinen Giftstob [β]zahn | 4:43 | |||
20 | Domestic Babylon | 4:34 | |||
21 | Even if you are in the distance | 3:12 | |||
22 | 揺らぐことない愛(On Air Ver.) | 1:39 | 田村直美、川本盛文 | 川本盛文 | 田村直美 |
23 | 銀次(-BONUS TRACK- G&B words) | 0:56 | |||
24 | 蛮(-BONUS TRACK- G&B words) | 1:21 |
「るろうに剣心 追憶編」及び「星霜編」にてその手腕を見せつけた古橋監督と岩崎琢氏。
「るろ剣」で見せつけた大河ドラマ的音楽とはまた違う岩崎氏を見れる。ラップが定番になる以前の岩崎氏でもあり、中々面白い。
作品内容からの連想は、奪還屋→何でも屋→エージェント、という具合だろうか。
スパイ音楽、とまではいかないが、アウトローなスタイリッシュさがある。流麗な弦使いも岩崎氏の代名詞。一番分かり易い特徴だろう。
メインテーマとなる「GetBackers」は正しくブラスの効いたアウトロー・エージェント音楽。ノリのいい若々しさが伝わってくるビートで、バックもお得意の打ち込みサウンド。
「Gymnopedie?」も楽器構成は似ていて、主人公二人の日常音楽なのが伺える。これら含めた奪還屋勢用の曲は全体的にジャジー。
戦闘音楽となると一転してテクノサウンドが強まる。クオリティやスケール感に対して、思ったよりもお金が浪費されていないことが分かる。
そうやって少し気を張った後には「Tinny waltz」のようなお遊び感ある曲が用意され、ちょうどいいバランスになっている。
「Bloom」は(確か)風鳥院花月のテーマ。三味線テクノ。こういった小ワザもグイグイ混ぜてくるから岩崎氏は飽きない。
ラストの2トラックはキャラクターボイスドラマ。軽いおまけである。
全体通して雰囲気も統一され、ブラスや弦なども岩崎氏らしいレベルの高いもの。「ココがすごい!」と勧めるには押しが弱いことが難点か?
それでも一枚で聴きやすいアルバム。イラストは中嶋敦子氏で、デザインは67531graphics
「るろ剣」で見せつけた大河ドラマ的音楽とはまた違う岩崎氏を見れる。ラップが定番になる以前の岩崎氏でもあり、中々面白い。
作品内容からの連想は、奪還屋→何でも屋→エージェント、という具合だろうか。
スパイ音楽、とまではいかないが、アウトローなスタイリッシュさがある。流麗な弦使いも岩崎氏の代名詞。一番分かり易い特徴だろう。
メインテーマとなる「GetBackers」は正しくブラスの効いたアウトロー・エージェント音楽。ノリのいい若々しさが伝わってくるビートで、バックもお得意の打ち込みサウンド。
「Gymnopedie?」も楽器構成は似ていて、主人公二人の日常音楽なのが伺える。これら含めた奪還屋勢用の曲は全体的にジャジー。
戦闘音楽となると一転してテクノサウンドが強まる。クオリティやスケール感に対して、思ったよりもお金が浪費されていないことが分かる。
そうやって少し気を張った後には「Tinny waltz」のようなお遊び感ある曲が用意され、ちょうどいいバランスになっている。
「Bloom」は(確か)風鳥院花月のテーマ。三味線テクノ。こういった小ワザもグイグイ混ぜてくるから岩崎氏は飽きない。
ラストの2トラックはキャラクターボイスドラマ。軽いおまけである。
全体通して雰囲気も統一され、ブラスや弦なども岩崎氏らしいレベルの高いもの。「ココがすごい!」と勧めるには押しが弱いことが難点か?
それでも一枚で聴きやすいアルバム。イラストは中嶋敦子氏で、デザインは67531graphics