GetBackers-奪還屋- ORIGINAL SOUNDTRACK 2 [TWINS]
GetBackers-奪還屋- ORIGINAL SOUNDTRACK 2 [TWINS]
オススメ度 ★★★☆☆
発売:2003年7月25日 収録時間:73分 定価:3000円 レーベル:パイオニアLDC
古橋一浩・元永慶太郎監督アニメ「GetBackers-奪還屋-」のサントラ第二弾。
作曲は引き続き岩崎琢氏。イメージソングである「TWINS」も書いている。
73分のうち、35分近く……即ちほぼ半分がドラマトラックで埋まっている。
岩崎氏の音楽だけを楽しみにしている方は注意すべし。
No. | 曲名 | 時間 | 作・編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | The Legend Of The Venus | 4:24 | 岩崎琢 | ||
2 | Hate and regret | 1:56 | |||
3 | Cue for tears | 3:52 | |||
4 | I dislike this! | 2:35 | |||
5 | Tedious work | 2:37 | |||
6 | Idle girls | 1:52 | |||
7 | For the Joker | 3:07 | |||
8 | Obsession III | 3:38 | |||
9 | The Battle In The Warship Islet | 5:08 | |||
10 | One to one | 1:59 | |||
11 | CDドラマ「修羅のギャグ道・筧十兵衛武者修行 第一部・地の巻 〈旅立ち編〉」 | 9:47 | |||
12 | CDドラマ「修羅のギャグ道・筧十兵衛武者修行 第二部・火の巻 〈修行編〉」 | 10:56 | |||
13 | CDドラマ「修羅のギャグ道・筧十兵衛武者修行 第三部・天の巻 〈完結編〉」 | 14:07 | |||
14 | TWINS | 3:42 | 岩崎琢 | さいとういんこ | 美堂蛮(神奈延年),、天野銀次(森久保祥太郎) |
15 | TWINS(オリジナル・カラオケ) | 3:38 |
「マガジン漫画原作のアニメ、「GetBackers-奪還屋-」サントラ第二弾「TWINS。」
音楽は引き続き岩崎琢氏が担当している。
本作の問題は、ドラマトラックの多さにある。収録時間は73分あるが、そのうち35分弱がドラマトラック。
カラオケバージョン一曲を加味すると、半分以上が、アルバムで聞きたい人には要らないトラックなのだ。
よくあるドラマCD+サウンドトラックのデメリットだが、あまりにも時間配分が極端であり、それが顕著に出てしまっている。
それを抜きにした岩崎琢氏の音楽について書く。全体的には一枚目よりも少し地味な印象。 生音よりも打ち込みの曲をメインに集めており、無機質な印象が増えている。
代表的となる曲はジョーカーのテーマである「For the Joker」は、邦楽的なメロディをテクニカルに演奏している。少しゲーム的で、あざとさがある。アルバムにアクセントを与えているのは確かだが。
「I dislike this!」もかなりハッチャケ気味。テンション高い拍子から始まる流れは、それまでの落ち着いている曲からの変化でギョッとする。
「TWINS」は奪還屋の主人公二人によるイメージソング。これまたキャラソンの域は出ない。ボーカルがキャラボイスから離れないようにしているからか。
とはいえ、以降の活躍やスタイルを思うと、岩崎琢氏の「キャラソン」はかなり珍しい。コレクター的には記憶しておきたい一品である。
少し地味気味になった上に、ドラマがあまりにも長すぎるCD。一枚の岩崎琢アルバムを聴きたい人にはあまり向いてないかも。
イラストは中嶋敦子氏で、デザインは67531graphics。
ドラマトラックに関しては雰囲気ぶち壊し!と揶揄されることも多く、実際アルバムの構成的には疑問が残る一枚である。
音楽は引き続き岩崎琢氏が担当している。
本作の問題は、ドラマトラックの多さにある。収録時間は73分あるが、そのうち35分弱がドラマトラック。
カラオケバージョン一曲を加味すると、半分以上が、アルバムで聞きたい人には要らないトラックなのだ。
よくあるドラマCD+サウンドトラックのデメリットだが、あまりにも時間配分が極端であり、それが顕著に出てしまっている。
それを抜きにした岩崎琢氏の音楽について書く。全体的には一枚目よりも少し地味な印象。 生音よりも打ち込みの曲をメインに集めており、無機質な印象が増えている。
代表的となる曲はジョーカーのテーマである「For the Joker」は、邦楽的なメロディをテクニカルに演奏している。少しゲーム的で、あざとさがある。アルバムにアクセントを与えているのは確かだが。
「I dislike this!」もかなりハッチャケ気味。テンション高い拍子から始まる流れは、それまでの落ち着いている曲からの変化でギョッとする。
「TWINS」は奪還屋の主人公二人によるイメージソング。これまたキャラソンの域は出ない。ボーカルがキャラボイスから離れないようにしているからか。
とはいえ、以降の活躍やスタイルを思うと、岩崎琢氏の「キャラソン」はかなり珍しい。コレクター的には記憶しておきたい一品である。
少し地味気味になった上に、ドラマがあまりにも長すぎるCD。一枚の岩崎琢アルバムを聴きたい人にはあまり向いてないかも。
イラストは中嶋敦子氏で、デザインは67531graphics。
ドラマトラックに関しては雰囲気ぶち壊し!と揶揄されることも多く、実際アルバムの構成的には疑問が残る一枚である。