TVアニメーション「黒執事II」 オリジナルサウンドトラック
TVアニメーション「黒執事II」 オリジナルサウンドトラック
オススメ度 ★★★★★
発売:2010年12月22日 収録時間:63分 定価:3150円 レーベル:アニプレックス
Gファンタジー連載の、枢やな氏の漫画原作のアニメ「黒執事」2期。
スタッフが入れ替わり、2期の内容もオリジナルで本編とは関係がない構成だった。
音楽は引き続き岩崎琢氏が担当している。
前作よりもよりオーケストラがフィーチャーされた。
No. | 曲名 | 時間 | 作・編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | Cena d’amore | 4:16 | 岩崎琢 | かの香織 | 川瀬太基 |
2 | 欲望の糸 | 2:28 | |||
3 | The Butler Of Trancy’s | 2:48 | |||
4 | Critical Phase | 2:34 | |||
5 | A Spider’s Thread | 2:45 | |||
6 | Little Lady II | 2:25 | |||
7 | 極上の笑いを | 2:24 | |||
8 | 使用人たるもの | 2:38 | |||
9 | Peculiar Fellows | 2:21 | |||
10 | A Watchdog’s Investigation | 2:01 | |||
11 | Tornado nero | 3:01 | かの香織 | 笠原由里 | |
12 | Fragile Mind | 3:42 | |||
13 | 危機的フルコース | 2:04 | |||
14 | Bloody Vow | 2:48 | |||
15 | Cruelly Eyes | 2:14 | |||
16 | 女王の蜘蛛 | 2:52 | |||
17 | Triplets Devil | 2:15 | |||
18 | Black Butlers | 3:05 | |||
19 | Armonica | 1:56 | |||
20 | 悪魔の剣を納める鞘 | 3:50 | |||
21 | The Slightly Chipped Full Moon | 3:44 | かの香織 | Yucca | |
22 | SHIVER(TV size) | 1:33 | the GazettE | 流鬼 | the GazettE |
23 | 輝く空の静寂には(TV size) | 1:32 | 梶浦由記 | Kalafina | |
24 | Bird(TV size) | 1:30 | Jin Nakamura | Takahiro Maeda | 松下優也 |
月刊Gファンタジーの枢やな氏の漫画原作のアニメ「黒執事」2期。
2期は監督が1期演出を担当した小倉宏史氏へと変わり、その他スタッフも入れ替え。
内容もアニメオリジナルで、本編との関係性は薄れた。
しかし音楽は変わらず、岩崎琢氏が引き続き担当する。
前作では「素直なバロックなどしてなるものか!」と言わんばかりに、縦横無尽な楽器使いだったが、本作は全編オーケストラで挑む。
前作よりもクラシカルというか、よりイタリアオペラに近寄っているような印象で、舞台音楽のようなスケール感にはしばらく圧倒される。
また、前作ではしないぞしないぞと意気込んでいたものの、ついに「テンペスト」をイメージして当ててしまったりと、前作とはまた少しだけ違った音作りをしている部分も大きい。
クラシックとの濃厚な関わり合いはブックレットのインタビューを読めば理解できるだろう。
ダークファンタジー、悪魔的悲哀は歌曲で容赦なく表現されており、アロイスのテーマである「The Slightly Chipped Full Moon」は、どこか前作の「Si deus me relinquit」に通ずる重いエピソードの詰まり方を感じる。
ブックレットには岩崎氏とライター・高野麻衣氏の6Pに渡るインタビュー対談と、原作者である枢やな氏、及び小倉宏史監督のコメントが掲載されている。
前作より豪華さはない上に未収録もあるが、やっぱり岩崎氏はスゴイと思わざるを得ない一枚。
ジャケットイラストは芝美奈子氏。デザインは中川ユウヰチ氏(KINEMA MOON Graphics)。
2期は監督が1期演出を担当した小倉宏史氏へと変わり、その他スタッフも入れ替え。
内容もアニメオリジナルで、本編との関係性は薄れた。
しかし音楽は変わらず、岩崎琢氏が引き続き担当する。
前作では「素直なバロックなどしてなるものか!」と言わんばかりに、縦横無尽な楽器使いだったが、本作は全編オーケストラで挑む。
前作よりもクラシカルというか、よりイタリアオペラに近寄っているような印象で、舞台音楽のようなスケール感にはしばらく圧倒される。
また、前作ではしないぞしないぞと意気込んでいたものの、ついに「テンペスト」をイメージして当ててしまったりと、前作とはまた少しだけ違った音作りをしている部分も大きい。
クラシックとの濃厚な関わり合いはブックレットのインタビューを読めば理解できるだろう。
ダークファンタジー、悪魔的悲哀は歌曲で容赦なく表現されており、アロイスのテーマである「The Slightly Chipped Full Moon」は、どこか前作の「Si deus me relinquit」に通ずる重いエピソードの詰まり方を感じる。
ブックレットには岩崎氏とライター・高野麻衣氏の6Pに渡るインタビュー対談と、原作者である枢やな氏、及び小倉宏史監督のコメントが掲載されている。
前作より豪華さはない上に未収録もあるが、やっぱり岩崎氏はスゴイと思わざるを得ない一枚。
ジャケットイラストは芝美奈子氏。デザインは中川ユウヰチ氏(KINEMA MOON Graphics)。