テレビアニメーション キョロちゃん オリジナル・サウンドトラック
テレビアニメーション キョロちゃん オリジナル・サウンドトラック
オススメ度 ★★★★★
発売:1999年10月21日 収録時間:59分 定価:3050円 レーベル:SME・ビジュアルワークス
不動のお菓子マスコット「キョロちゃん」のアニメ化が行われた。
蓋を開いてみれば風刺あり、寓話ありの「星のカービィ」の前身とも呼べる、
風変わりなキッズアニメが出来上がっていた。
そしてその音楽はあの栗コーダーカルテットが担当していたのである。
No. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | ハレーションサマー | 4:25 | つんく | 前嶋康明 | つんく | ココナッツ娘 |
2 | SUBTITLE | 0:09 | 栗原正己 | 栗コーダーカルテット | ||
3 | エンゼルアイランドのテーマ | 1:31 | ||||
4 | キョロちゃんのテーマ | 2:19 | ||||
5 | キョロちゃんマーチ | 2:34 | ||||
6 | キョロちゃんブルー | 1:54 | ||||
7 | 愉快な仲間-浜辺で | 2:08 | ||||
8 | 愉快な仲間-冒険 | 1:34 | ||||
9 | グリグリ警部 | 1:27 | ||||
10 | 怪盗ギロッシュ | 2:10 | ||||
11 | たくらみ-チロリ・ジロリ | 2:16 | ||||
12 | キョロちゃんレゲエ | 2:15 | ||||
13 | キョロちゃんレゲエ-ガックリ・ダブ | 2:18 | ||||
14 | キョロちゃんレゲエ-パニック・スカ | 1:48 | ||||
15 | EYE CATCH | 0:07 | ||||
16 | キョロちゃんとミッケンくんのRAP | 0:54 | ||||
17 | EYE CATCH2 | 0:08 | ||||
18 | 総理な人たち | 1:58 | ||||
19 | 悪のテーマ | 2:39 | ||||
20 | おとぎばなし | 1:40 | ||||
21 | シバシバ | 3:20 | ||||
22 | ああ悲惨 | 1:35 | ||||
23 | 勘違い | 2:16 | ||||
24 | エンゼルフィールドはお祭り騒ぎ-HAPPY | 1:45 | ||||
25 | エンゼルフィールドはお祭り騒ぎ-HURRY | 1:50 | ||||
26 | マツゲール博士 | 3:10 | ||||
27 | マクモーじいさんとリンクルばあさん | 2:38 | ||||
28 | 愉快な仲間-ハチャメチャ | 2:28 | ||||
29 | CLOSING | 0:07 | ||||
30 | 通学路 | 4:05 | 恩田快人 | 坂井紀雄、恩田快人 | Whiteberry |
森永製菓の不動のマスコットキャラクター・キョロちゃんをアニメ化した作品。
ギャグだけにとどまらずスラップスティック、風刺、寓話ありとキッズアニメにも拘わらず、妙に大人っぽいバラエティに富んだ作風はアニメ「星のカービィ」の前身とも言えるだろう。
音楽は「ピタゴラスイッチ」「あずまんが大王」以前の栗原正巳氏率いる栗コーダーカルテット。
栗コーダーといえばとにかく癒しと脱力に特化したリコーダー&アコースティックが魅力だが、本作でもその実力は遺憾なく発揮されている。
楽器構成と栗原氏の作曲能力故に「フレーズ性」「聴き心地」は両立されているのがかなり好印象で、古楽器風に演奏する「エンゼルアイランドのテーマ」や不動のメインテーマ「キョロちゃんのテーマ」のキャッチーさのようなバランスの良さは他のキッズアニメではなかなか味わうことができないレベルである。
とぼけたリコーダーは世界観にもよく合っており、かといってただのヒーリング音楽にも収まらず、栗コーダーカルテットのアルバムとして大変楽しく仕上がっている。
フレーズ性に重点を置くキッズアニメ音楽としてだけでなく、きちんとエモーションを揺さぶれる曲があるのも好印象。
正にその代表である「マツゲール博士のテーマ」は、抒情的なリコーダー使いが3分続く名曲。
また作中のホラー回御用達のキャラクター・テーマ「シバシバ」もその使用に値する雰囲気作り。
タイアップのOPとEDは多少場違いな感は否めないながらも、フルバージョンなのでまぁ許せる。
「キョロちゃんのアルバム」としてならば二期OPとEDで始まり締められていたならば完璧だったのだが、それはサントラ2枚目にお預けか。
栗コーダーの代表的一枚として推薦しても問題の無い名盤。
2枚目と違って激しいプレミアもついておらず入手はそこまで難しくない。おススメである。
ブックレットにはキッズ向けなのか妙にはっちゃけた栗原正巳氏のコメントが掲載。
デザインは平坂寿江氏(SPE・ビジュアルワークス)。
ギャグだけにとどまらずスラップスティック、風刺、寓話ありとキッズアニメにも拘わらず、妙に大人っぽいバラエティに富んだ作風はアニメ「星のカービィ」の前身とも言えるだろう。
音楽は「ピタゴラスイッチ」「あずまんが大王」以前の栗原正巳氏率いる栗コーダーカルテット。
栗コーダーといえばとにかく癒しと脱力に特化したリコーダー&アコースティックが魅力だが、本作でもその実力は遺憾なく発揮されている。
楽器構成と栗原氏の作曲能力故に「フレーズ性」「聴き心地」は両立されているのがかなり好印象で、古楽器風に演奏する「エンゼルアイランドのテーマ」や不動のメインテーマ「キョロちゃんのテーマ」のキャッチーさのようなバランスの良さは他のキッズアニメではなかなか味わうことができないレベルである。
とぼけたリコーダーは世界観にもよく合っており、かといってただのヒーリング音楽にも収まらず、栗コーダーカルテットのアルバムとして大変楽しく仕上がっている。
フレーズ性に重点を置くキッズアニメ音楽としてだけでなく、きちんとエモーションを揺さぶれる曲があるのも好印象。
正にその代表である「マツゲール博士のテーマ」は、抒情的なリコーダー使いが3分続く名曲。
また作中のホラー回御用達のキャラクター・テーマ「シバシバ」もその使用に値する雰囲気作り。
タイアップのOPとEDは多少場違いな感は否めないながらも、フルバージョンなのでまぁ許せる。
「キョロちゃんのアルバム」としてならば二期OPとEDで始まり締められていたならば完璧だったのだが、それはサントラ2枚目にお預けか。
栗コーダーの代表的一枚として推薦しても問題の無い名盤。
2枚目と違って激しいプレミアもついておらず入手はそこまで難しくない。おススメである。
ブックレットにはキッズ向けなのか妙にはっちゃけた栗原正巳氏のコメントが掲載。
デザインは平坂寿江氏(SPE・ビジュアルワークス)。