Rozen Maiden Original Sound Track
Rozen Maiden Original Sound Track
オススメ度 ★★★★☆
発売:2005年1月26日 収録時間:74分 定価:3000円 レーベル:メロウヘッド
PEACH-PIT漫画原作のアニメ「ローゼンメイデン」のサウンドトラック。
音楽には「ウテナ」「遊戯王DM」の光宗信吉氏があたる。
氏のヨーロピアンかつ流麗なアコースティック音楽は、氏の名前が更に広がるきっかけにも。
74分と大盤振る舞いのアルバム。
N0. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | 禁じられた遊び(TV size) | 1:35 | 片倉三起也 | 宝野アリカ | ALI PROJECT | |
2 | Battle of Rose | 2:23 | 光宗信吉 | |||
3 | 困った趣味 | 1:33 | ||||
4 | 暖かな心 | 2:15 | ||||
5 | Ivy | 0:09 | ||||
6 | Reminiscence | 1:49 | ||||
7 | 暗闇より来たるもの | 1:34 | ||||
8 | Noble Dolls | 1:54 | ||||
9 | 癇癪 | 1:18 | ||||
10 | Cute Girl | 1:02 | ||||
11 | 激しい思い | 1:13 | ||||
12 | 受難の日々 | 1:29 | ||||
13 | Battle in the House | 1:33 | ||||
14 | 内省 | 2:24 | ||||
15 | 淡い想い出 | 2:13 | ||||
16 | 孤独な心 | 1:43 | ||||
17 | Abstract | 1:39 | ||||
18 | 壊れた世界 | 2:27 | ||||
19 | Rose Garden | 0:09 | ||||
20 | Concerto | 0:10 | ||||
21 | Alice Game | 1:39 | ||||
22 | 薔薇の誓い | 1:37 | ||||
23 | 薔薇の呪縛 | 1:49 | ||||
24 | 残忍な攻撃 | 2:01 | ||||
25 | おもちゃの国 | 1:54 | ||||
26 | 宿敵 | 2:18 | ||||
27 | Bright Red | 2:47 | ||||
28 | Neat Sister | 1:29 | ||||
29 | 天真爛漫 | 1:24 | ||||
30 | 臆病者 | 1:33 | ||||
31 | 邪悪なたくらみ | 1:30 | ||||
32 | バリケード戦 | 1:27 | ||||
33 | かしましい彼女たち | 1:09 | ||||
34 | 上機嫌 | 1:20 | ||||
35 | Funny Dolls | 1:06 | ||||
36 | Jet Fighters | 1:52 | ||||
37 | Garden Party | 2:15 | ||||
38 | 美しい泉 | 2:17 | ||||
39 | 朝の食卓 | 1:47 | ||||
40 | 探偵くんくん | 2:09 | ||||
41 | 氷解 | 1:43 | ||||
42 | 小高い丘にて | 2:53 | ||||
43 | Change | 1:42 | ||||
44 | 透明シェルター(TV size) | 1:32 | myu | refio | myu | refi、霜月はるか |
PEACH-PIT原作・松尾衡監督・岡田麿里初脚本のアニメ「ローゼンメイデン」。
ゴシックロリータなビジュアルにアリプロの主題歌も人気となり、アリプロの名前も一躍有名になった作品。
音楽を担当するのは「ウテナ」「ゼロ魔」の光宗信吉氏。
氏のハッキリした楽器使いと、クリアなヨーロピアンさがうまいこと作品とマッチ。
オーダーとしては「光宗氏らしい、綺麗な音楽を」ということで、それが形になっているのだろう。
このピアノの透明感と弦楽の流麗さは光宗氏ならではだ。
全体として、上記のようなクラシカルを中心としてバラエティに富んでいる。
打ち込み・バンドをバックにバイオリンがメロディアスに鳴る「Battle of Rose」はメインテーマであり人気曲。
「Abstract」「壊れた世界」なども「らしい」音の響きが、ローゼンのゴシック感を生み出している。
しかし全体的にシリアスになりすぎない、神秘的になりすぎないというのは意識されている印象。
「Battle in the House」や、アルバム後半のコミカルな日常曲などがアクセントになっている。
おそらくブックレットにある「ジュンの引きこもり」に対してのアプローチの試行錯誤が伺える部分だ。
「引きこもり」という単語に対し、安易に切なさや暗い解釈をするのが正しいのか?と言う光宗氏。
何より3曲目「困った趣味」がその象徴だろう。これがジュンに対する光宗氏の解釈の一種なのだ。
ドール達のゴシックな神秘性、人間ドラマ部分、キャラクターへの解釈がきちんと機能した良いサントラ。
逆に、曲単位の短さや一曲のハキハキし過ぎな部分が悪い意味でも「サントラらしさ」を出してしまってもいる。
73分の収録時間がその弱点を薄めてくれるものの、こういうアルバムが嫌いな人もいるだろう。
そういう方はアレンジアルバムをどうぞ。
ブックレットには光宗氏のコメントあり。デザインはKazufumi Mori(RAM)。
ゴシックロリータなビジュアルにアリプロの主題歌も人気となり、アリプロの名前も一躍有名になった作品。
音楽を担当するのは「ウテナ」「ゼロ魔」の光宗信吉氏。
氏のハッキリした楽器使いと、クリアなヨーロピアンさがうまいこと作品とマッチ。
オーダーとしては「光宗氏らしい、綺麗な音楽を」ということで、それが形になっているのだろう。
このピアノの透明感と弦楽の流麗さは光宗氏ならではだ。
全体として、上記のようなクラシカルを中心としてバラエティに富んでいる。
打ち込み・バンドをバックにバイオリンがメロディアスに鳴る「Battle of Rose」はメインテーマであり人気曲。
「Abstract」「壊れた世界」なども「らしい」音の響きが、ローゼンのゴシック感を生み出している。
しかし全体的にシリアスになりすぎない、神秘的になりすぎないというのは意識されている印象。
「Battle in the House」や、アルバム後半のコミカルな日常曲などがアクセントになっている。
おそらくブックレットにある「ジュンの引きこもり」に対してのアプローチの試行錯誤が伺える部分だ。
「引きこもり」という単語に対し、安易に切なさや暗い解釈をするのが正しいのか?と言う光宗氏。
何より3曲目「困った趣味」がその象徴だろう。これがジュンに対する光宗氏の解釈の一種なのだ。
ドール達のゴシックな神秘性、人間ドラマ部分、キャラクターへの解釈がきちんと機能した良いサントラ。
逆に、曲単位の短さや一曲のハキハキし過ぎな部分が悪い意味でも「サントラらしさ」を出してしまってもいる。
73分の収録時間がその弱点を薄めてくれるものの、こういうアルバムが嫌いな人もいるだろう。
そういう方はアレンジアルバムをどうぞ。
ブックレットには光宗氏のコメントあり。デザインはKazufumi Mori(RAM)。