TVアニメ『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』オリジナルサウンドトラック

TVアニメ『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』オリジナルサウンドトラック

オススメ度 ★★★☆☆

発売:2014年3月26日 収録時間:85分 定価:3456円 レーベル:ランティス



松沢まり氏の問題作、略して「妹ちょ。」のアニメ化。
義妹が、義兄といちゃいちゃしなければ外れない貞操帯を付けられてしまう。
字面だけでもわかるキワモノっぷりがいろんな意味で物議を醸す。
それなのに中西亮輔氏の心情描写音楽が意外としっかりしてるのがポイント。


No.Disc 1 曲名時間作・編曲作詞
1俺に妹!?1:28中西亮輔
2BINKAN♡あてんしょん(TV Size)1:34高田暁こだまさおり神前美月(橋本ちなみ)、寿日和(小倉唯)、桐谷雪那(金元寿子)
3アイキャッチB0:09中西亮輔
4神前家の日常1:44
5平和が一番!1:49
6やっぱり妹は義理に限る!1:40
7スポーツ万能1:43
8妹のようすが…。1:45
9おかしなようす1:30
10有哉の思い出1:47
11美月の思い出1:42
12縮まる距離1:57
13こういうの悪くないかも1:44
14さわやかな朝1:40
15兄妹は仲良く1:34
16のんびり夕哉1:45
17幼なじみのお姉さん1:36
18ライバル出現1:36
19飽きない二人1:29
20ドタバタ学園生活1:53
21MITSUKI and HIYORI1:43
22あたふた美月1:39
23妹思いのおにいちゃん1:58
24やさしいお兄ちゃん1:39
25有哉と美月2:16
26アイキャッチC0:08
27MITSUKI GEAR SOLID 21:54
No.Disc 2 曲名時間作曲編曲
1明るいユーレイ1:45中西亮輔
2ど、どうしよう…1:38
3危機的状況!1:35
4美月 feat.日和1:36
5美月 feat.日和~CLIMAX~1:42
6赤面美月1:30
7履き忘れちゃった1:43
8あ、あの娘のせいなんだからねっ!1:34
9家族なんて1:35
10…ありがと1:39
11おぼろげな記憶1:28
12死んじゃう!?1:21
13伝わらない想い1:48
14離れていくカラダ1:38
15時の狭間2:07
16背中合わせのゲージ1:50
17ハートゲージ消滅の危機1:37
18監視者1:29
19アイキャッチA0:08
20イタズラひよりん1:42
21たくらみひよりん1:38
22反撃のひよりん1:49
23美月の妄想1:31
24涙目美月1:43
25Charming Do!(Piano ver.)2:05奥井康介中西亮輔
26次回予告0:49中西亮輔
 松沢まり氏がドラゴンエイジで連載していた「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」。
 略して「妹ちょ。」。Wikiのジャンル分けが「エロチックコメディー」の時点でいろいろお察しなのだが、義兄といちゃいちゃしないと貞操帯が取れない義妹、そこからのお漏らしネタとキワモノ要素がたっぷりの作品。
 放送当初、時間帯が早めだったことでBPO審議に引っ掛かり、深夜に移動となったという伝説っぷりである。

 
 音楽はこの時期仕事量が凄まじいことになってきている中西亮輔氏。「桜Trick」と同クールだ。
 「桜Trick」と同時期かつ、この後「健全ロボダイミダラー」をやることを考えると、何故かインモラルな作品の音楽が立て続けになってしまっているが、決して中西氏の作風はキワモノではない。
 そして、作品がキワモノなエロコメなので、音楽も気が抜けてるのかと思いきや、むしろ中西氏の作品としても「桜Trick」よりも丁寧な音楽での心情描写が行われている。
 特にピアノがメインになる曲はどれもシーンを茶化さないドラマチックさになっており、申し訳ないながら「これがBPO審議にかけられるアニメの音楽か」と少し驚いてしまった。
 全体的にもアコースティックな楽器での情景音楽が茶化しなく綺麗に決まっていて好印象。
 コメディ作品の音楽というよりも日常アニメの音楽の用法に近い感覚である。

 
 弱点は、メロディラインの弱さか。「桜Trick」のメインテーマのような印象的な一曲はあまりない。
 その分アベレージで攻めているということではあるのだが、一曲が短くやはり「劇伴」感が拭えない。
 勿論、こういうサントラこそが!という人もいるので、これは殆ど筆者の好みの問題である。
 あと、OPのテレビサイズがあるのにEDのテレビサイズがないのが構成として少し美しくないような印象がある。
 一応EDのアレンジ曲はあるのだが、アイキャッチの順番なども構成の意図を分かりづらくしている気がする。

 
 総評としては好ましい一作だが、どうしても「桜Trick」と同じで「中西氏の大作が聞きたい」と思ってしまう。
 これは単なるわがままなので、「聴きやすいアルバム」としてこの作品を推しておく。
 ジャケットイラストは鈴木大氏。デザインは海野大輔氏(DABHANDdesigns)。

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