宇宙戦艦ヤマト2199 オリジナルサウンドトラック Part.2

宇宙戦艦ヤマト2199 オリジナルサウンドトラック Part.2

オススメ度 ★★★☆☆

発売:2013月6月26日 収録時間:52分 定価:3000円 レーベル:ランティス

 



堂々と進行するリメイク「宇宙戦艦ヤマト2199」のサントラ第二弾。

音楽担当は引き続いて宮川泰氏の実子、宮川彬良氏。

旧作への愛と新作への意気込みを相変わらず感じさせる勢いがたまらない。

しかし前作に上澄みを詰めすぎたので、収録曲の出涸らし感が拭えない。


 

No. 曲名 時間 作曲 編曲 作詞
1 宇宙戦艦ヤマト(Short Size) 1:27 宮川泰 宮川彬良 阿久悠 ささきいさお
2 時計仕掛けの虜囚 1:39 宮川彬良 宮川泰&宮川彬良  
3 艦隊集結 1:27 宮川泰
4 白色彗星(Disco) 4:24
5 サスペンス(動揺) 1:06
6 ニュース映画のテーマ 3:13 宮川彬良
7 ニュース映画のテーマ(弦) 1:12
8 膠着する戦闘 1:17
9 日常 1:48
10 ハーモニカ(真っ赤なスカーフ) 1:02 宮川泰
11 ハーモニカ(真っ赤なスカーフ)(響きなし) 1:01
12 ガミラス次元潜航艦 1:42 宮川彬良
13 ガミラス次元潜航艦(ティンパニ) 1:39
14 魔女はささやく 1:10
15 魔女はささやく(歌) 1:26
16 魔女はささやく(呟き) 1:27
17 サスペンスA 1:04 宮川泰
18 サスペンス 0:57
19 ガミラス 暗躍する陰 1:09 宮川彬良
20 美しい大海を渡る 2:45 宮川泰
21 美しい大海を渡る(悲しい) 1:45
22 美しい大海を渡る(弦) 1:47
23 大志(若者よ大志を抱け) 1:46 宮川彬良
24 コードA 0:08 宮川泰
25 コードB 0:07
26 コードC 0:08
27 コードD 0:08
28 コードE 0:09
29 コードF 0:05
30 コードG 0:07
31 ブリッジA 0:14
32 ブリッジB 0:15
33 ブリッジC 0:11
34 ブリッジD 0:11
35 ブリッジE 0:10
36 ショックBG(アタック) 0:09
37 ブラックタイガー(アタック) 0:09 宮川彬良
38 探索機発進(アタック) 0:11 宮川泰&宮川彬良
39 リズムのみ4ビート 1:35
40 オルガンの明るい8ビート 1:38 宮川彬良
41 緊張感(ファンク) 2:14 宮川泰&宮川彬良
42 真っ赤なスカーフ(Short Size) 1:42 宮川彬良 阿久悠 ささきいさお
43 光の記憶(Short Size) 2:32 KOKIA 伊藤真澄 KOKIA
44 ヨーソロー~星の海を越えて~(Short Size) 1:48 影山ヒロノブ 須藤賢一 影山ヒロノブ
 出渕裕監督によるリメイク「宇宙戦艦ヤマト2199」、半年越しのサントラ第二弾。
勿論音楽は故・宮川泰氏の息子である宮川彬良氏。前作ではあまり収録されていなかったイスカンダル関連の曲が収録されている。

 
 後半の収録曲を見れば分かるが、ブリッジなどのジングルが大量に入っている。
 前作にいわゆる「目玉」になる曲が入り尽くしてしまったことの影響だろう。一つの曲のアレンジが数トラック続いてしまうことも含め、アルバム構成としてはあまりよくない。
 しかしまるきり目玉がないわけではない。旧作アレンジである「艦隊集結」「白色彗星」などは名再録だろう。
 特にトリッキーな展開を魅せる「白色彗星」は実に見事。何度聞いていても飽きない。

 
 また、劇場公開時の前章までのあらすじで使用されていた「美しい大海を渡る」や、監督・音響お墨付きの新曲「大志」なども良い。
 「大志」は宮川彬良氏が「若者のサクセスを描く部分がない」ということで作った曲。
 光が射すようなアコースティックが、画面の重くなるヤマトには確実に清涼剤となっている。

 
 「まさか収録されるとは」となったのはトラック14~16の「魔女はささやく」。
 同題の14話でのみ使用された曲で、ウィスパーに橋本一子氏を使用している。
 橋本一子氏といえば出渕裕監督の作品「ラーゼフォン」にて手腕を見せつけたジャズ・フュージョニスト。
 おそらくその際の縁だろうか。しかしこのタイプの曲を3曲分も聞かされるのは、苦手な人も多いだろう。

 
 前作で問題になった音質は、前作よりは多少改善された様子。そもそも気になってしまうタイプの曲が少ないというのもある。
 多少良いスピーカーで聴く分には支障は出ないと思うので、イヤホンなんかを注意すべし。

 
 ブリッジコレクションで埋まり過ぎなのと、同じ曲のアレンジが続く構成がやはり気になる。
 アルバムとして聴きたい人にはオススメできない。コレクター精神の人は大丈夫だが。
 しかもここでブリッジまで入れてしまうと、Part.3には何が収録されるというのだろうか。
 デザインは渡邊宏一(2725 inc.)。ブックレットには音響監督、吉田知弘氏のエピソードが掲載。
 どうしても「ヤマト2199の音楽が全部聴きたい!」となるなら……

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