ゼロの使い魔 サウンドトラック
ゼロの使い魔 サウンドトラック
オススメ度 ★★★★☆
発売:2006年8月23日 収録時間:70分 定価:3150円 レーベル:ハピネット
MJ文庫でヤマグチノボル氏が執筆していた「ゼロの使い魔」。
「灼眼のシャナ」と並び世のオタクをくぎみーツンデレドラッグ漬けにした作品である。
その音楽は光宗信吉氏が担当。きらびやかで流麗なストリングスがものをいい、
その上でバラエティ豊かな光宗氏らしさが見える一枚。
N0. | 曲名 | 時間 | 作・編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | First kiss~TV version~ | 1:30 | 新井理生 | ICHIKO | |
2 | ガンダールヴ | 2:02 | 光宗信吉 | ||
3 | Good Friends | 2:02 | |||
4 | うきうき気分 | 1:35 | |||
5 | Peaceful Time | 2:13 | |||
6 | 清楚 | 1:46 | |||
7 | Cheerful Lady | 1:33 | |||
8 | ルイズ | 2:07 | |||
9 | Nice Days | 1:34 | |||
10 | 恥じらい | 1:05 | |||
11 | Sensual Fire | 1:57 | |||
12 | Spy | 1:31 | |||
13 | Uneasiness | 1:46 | |||
14 | Soil Monster | 1:33 | |||
15 | 悪女 | 1:43 | |||
16 | 情けない日々 | 1:49 | |||
17 | バカにふられて | 1:06 | |||
18 | Battle in Bar | 1:40 | |||
19 | Amorous Old Man | 1:28 | |||
20 | Haunted House | 1:18 | |||
21 | 恋の予感 | 1:25 | |||
22 | 憧れ | 1:34 | |||
23 | 決意 | 1:44 | |||
24 | 勇気 | 3:05 | |||
25 | Secret | 1:26 | |||
26 | Crisis | 1:38 | |||
27 | Higher Sky | 1:29 | |||
28 | 二つの月 | 1:46 | |||
29 | やさしさ | 2:32 | |||
30 | Happy Things | 2:05 | |||
31 | Passed Away | 2:05 | |||
32 | 切ない想い | 2:06 | |||
33 | 亀裂 | 1:38 | |||
34 | Empty | 1:38 | |||
35 | Noble | 1:43 | |||
36 | 祈り | 1:53 | |||
37 | 舞踏会 | 1:39 | |||
38 | Palace | 1:33 | |||
39 | Common People | 1:39 | |||
40 | ホントノキモチ~TV version~ | 1:32 | 新井理生 | 森由里子 |
ルイズ(釘宮理恵)
|
故・ヤマグチノボル氏がMJ文庫から出版した大ヒット作「ゼロの使い魔」。
「灼眼のシャナ」と時期を共にし、釘宮理恵ボイスのツンデレの闇に多くのオタクを引きずり込んだ。
いわゆるラブコメラノベ黎明期作品と思われがちではあるものの、その本性は硬派で、異世界トリップと本格ファンタジー戦記を組み合わせた傑作である。
アニメの劇伴を担当したのは光宗信吉氏。「ローゼンメイデン」で一躍名を馳せた直後である。
中世ファンタジー世界観なので、ファンタジー音楽をメインにしているかと思いきや、一期段階ではアニメ「ゼロの使い魔」が戦記としての本性よりもラブコメとしての側面が強く、ケルト系やワルツなどのファンタジー音楽意外にもロックなどもブチ込むバラエティタイプなのが特徴だ。
ストリングスが決め音色になってるのも含め、いつもの光宗氏の芸風といえばそうなのだが。
とはいえ節約した打ち込みオケなどを交えつつぬるいラブコメラノベの音楽をより昇華させよう、という光宗氏の気合はかなり伝わってくるので、決して捨て曲が多いわけでもない。
ブックレットで光宗氏が語る「日常の機敏」とはこういうことなのではないか、と邪推してみる。
ただし戦記の段階で生まれるようなハードな力強さのある曲もないのはメリハリのなさを生んでいるかもしれない。
ポップス、クラシック、ロック、ケルトと、オーソドックスながら気持ちの良いバラエティに溢れる一枚。
「ゼロ魔」の音楽だからといってナメてかかってはいけない…というのは本編で聞けばわかることではあるが、硬派と軟派の狭間をさまよう、ゼロ年代ラノベブームを象徴する一枚である。
光宗氏のストリングス使いやピアノを堪能したい人でも問題なく聞き進められる。
ブックレットには光宗信吉氏のライナーノーツあり。
ジャケットイラストは藤井昌宏氏。デザインは町田忠義氏(Switched-on graphics)。
「灼眼のシャナ」と時期を共にし、釘宮理恵ボイスのツンデレの闇に多くのオタクを引きずり込んだ。
いわゆるラブコメラノベ黎明期作品と思われがちではあるものの、その本性は硬派で、異世界トリップと本格ファンタジー戦記を組み合わせた傑作である。
アニメの劇伴を担当したのは光宗信吉氏。「ローゼンメイデン」で一躍名を馳せた直後である。
中世ファンタジー世界観なので、ファンタジー音楽をメインにしているかと思いきや、一期段階ではアニメ「ゼロの使い魔」が戦記としての本性よりもラブコメとしての側面が強く、ケルト系やワルツなどのファンタジー音楽意外にもロックなどもブチ込むバラエティタイプなのが特徴だ。
ストリングスが決め音色になってるのも含め、いつもの光宗氏の芸風といえばそうなのだが。
とはいえ節約した打ち込みオケなどを交えつつぬるいラブコメラノベの音楽をより昇華させよう、という光宗氏の気合はかなり伝わってくるので、決して捨て曲が多いわけでもない。
ブックレットで光宗氏が語る「日常の機敏」とはこういうことなのではないか、と邪推してみる。
ただし戦記の段階で生まれるようなハードな力強さのある曲もないのはメリハリのなさを生んでいるかもしれない。
ポップス、クラシック、ロック、ケルトと、オーソドックスながら気持ちの良いバラエティに溢れる一枚。
「ゼロ魔」の音楽だからといってナメてかかってはいけない…というのは本編で聞けばわかることではあるが、硬派と軟派の狭間をさまよう、ゼロ年代ラノベブームを象徴する一枚である。
光宗氏のストリングス使いやピアノを堪能したい人でも問題なく聞き進められる。
ブックレットには光宗信吉氏のライナーノーツあり。
ジャケットイラストは藤井昌宏氏。デザインは町田忠義氏(Switched-on graphics)。