TVアニメ「俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している」オリジナル・サウンドトラック

TVアニメ「俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している」オリジナル・サウンドトラック

オススメ度 ★★★★☆

発売:2013年12月25日 収録時間:68分 定価:2730円 レーベル:メディアファクトリー

 



「ジュエルペットサンシャイン」を世に送り出してしまった稲垣監督によるラノベコメディ。

音楽担当は「ゆゆ式」からアニメ劇判デビューし、2度目が本作となるsakai asuka氏。

非凡な精度の丁寧なアレンジがただのコメディ用バラエティサントラを豊かにする。

「よくあるバラエティサントラ」をそのままパワーアップさせた一枚。


 

No. 曲名 時間 作・編曲 作詞
1 のうコメメインテーマ 1:46 sakai asuka  
2 のうコメアイキャッチA 0:08
3 ①絶対選択肢 タンゴ ver. 1:25
4 ②絶対選択肢 オケ ver. 1:28
5 ③絶対選択肢 クイズ ver. 1:26
6 のうコメの朝 1:13
7 どうしようかな。 1:34
8 お気楽Piano 1:27
9 お気楽Ukulele 1:46
10 迷いPiano 1:36
11 迷いAccordion 1:15
12 終わりよければ全て良し 1:40
13 ハンター 1:45
14 のんびりときめきサスペンス 1:36
15 サンセット 1:38
16 おトボケ 1:04
17 トキメキ(ショコラのテーマ) 1:37
18 あのトキ 1:27
19 いじわる(ふらののテーマ) 1:08
20 乙女モード 1:27
21 ハッスル(謳歌のテーマ) 1:33
22 ハッスル テンポダウン ver. 1:42
23 優しい気持ち 1:38
24 ハーレー(奏のテーマ) 1:26
25 大舞踏会(清羅のテーマ) 1:41
26 ミステリアス 1:34
27 おっちょこちょい(小凪のテーマ) 1:11
28 もじもじさん 1:14
29 推察(宴のテーマ) 1:17
30 どSなお嬢様(駒女のテーマ) 1:01
31 ムーディー(大子のテーマ) 1:11
32 Party time(チャラ神のテーマ) 1:21
33 かわいい妹(ゆらぎのテーマ) 1:12
34 ミッションスタート 1:21
35 KeepGoing 2:06
36 Fanfare 1:37
37 GameStart 2:04
38 不安 1:35
39 作戦 1:20
40 どうして… 1:38
41 トホホな気分 1:29
42 はいはい 1:33
43 ドヤ顔 1:31
44 おヨヨカーニヴァル 1:28
45 のうコメアイキャッチB 0:11
46 のうコメ(タイトルコール) 0:09
47 きらめき乳メモリアル 0:56 小岩井壱悟 甘草奏(豊永利行)
48 UOGグループ社歌 1:09 UOG青年楽団のみなさん
49 ようこそアクアギャラクシーへ 2:44 MEG
50 しろぶた君のうた 0:46 ハンナ
 怪作「ジュエルペットサンシャイン」の稲垣隆行監督がギャグアニメで再始動。
 それが角川スニーカー文庫の「俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している」だ。
 通称「のうコメ」。中田譲治の声がおふざけを言い尽くすドタバタギャグである。

 
 音楽担当は元ナムコ所属のsakai asukaこと境亜寿香氏。
 「エースコンバット3」「塊魂」とゲーム畑から「ゆゆ式」で見事アニメに参上した訳だが、テレビアニメ2作目が「のうコメ」となった。
 今回も「ゆゆ式」と同じバンクーバー録音の模様で(!)、バンドサウンドに管弦とギャグアニメだからといって妥協のないスタイル。
 コメディアニメなのに何でそんなガチなんだ!と笑ってしまう細やかな完成度である。
 それを体現するのが「のうコメメインテーマ」で、コーラス部隊ののうコメコールが、これでもかと耳の奥から離れない奇妙な魅力を放つ。
 全体的にもギャグアニメらしくバラエティに富んだタイプの音楽を展開するが、どれも一曲一曲が妙にレベルが高い気合の入り方をしている。

 
 ボーカルも全て境氏作曲のものだが、どれも「ベン・トー」ばりの勢いあるふざけ方。
 「UOGグループ社歌」などは提供バックの印象が強すぎて笑いしか起きない。
 ただコメディアニメ音楽だけあって基本的に1曲の重みには欠けているので、軽く聞きたい人にしかお勧めしづらいのが難点か。
 ただ、バラエティタイプのサントラとしては間違いなく一級品である。

 
 弱点としてはキッズアニメ的なワンパターンな短さ、そしてオーケストラではない曲、即ちテクノ系統の劇伴があまりに弱いこと、そして恐らく未収録が多いであろうことである。
 それらを差し置いても金回りでの説得力が「えっ、このアニメの音楽って、こんなすごいの」と驚かせてくれる。

 
 地味に志倉千代丸氏の名前がエグゼティヴプロデューサーの枠にあるのが面白い、劇判としてはとても良い仕事がされているアルバム。
 ギャグアニメと思って舐めてもらっては困る。
 ジャケットデザインは小長谷まりか氏。

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